読書   2009/3/30(Mon)

■    みにくいおひめさま    ■

  『みにくいおひめさま』  フイィス・マッギンリー著  瑞雲社という本に約30年ぶりに出会いました。

  この本は小学生当時、学校の図書室で何度も読んだ本で、非常になんともいえず大好きでした。大人になり、探しましたが、題名を覚えておらず検索は困難を極め、図書館の人に時間をかけて検索をしてももらいました。

  その本が、ペロの友人の本棚にありました。この本だけが本棚から浮き上がっているような気がしました。中身の挿絵を見た瞬間、「これだ!これ!」と叫びました。涙出そう。


  先月復刊されたとのこと

  友人に借り、家で再読。

  やっぱり好きです。ただ、この本を貸してくれた友人が言うには、「だれにでもすすめられる本ではない。」

  この本を読んだ当時、小学生のしほちゃんは、経済的にも教育的にも自分で言っちゃなんだかかなり恵まれていた時期です。もちろん、亡父もいるわけで、、、。なにがそこまで小学生のわたしをひきつけたのでしょうか、、、。と、大人のわたしは、違った視点で読みます。

  あらすじ紹介をどこかからコピペしてこようと思いましたが、それはそうなのだが、何かわたしとアンテナが違った。



  復刊された本を読む前の、しほのおぼろげなあらすじ。

  →  おひめさまがいた。何かその子の性格上よくないことがあって(実際題名を覚えていないわたしは『ふきげんなおひめさま』『ふくれっつらのおひめさま』『笑わないおひめさま』で図書館司書に探してもらっています)、これではいかん、ということで、彼女は、非常にそまつな家庭に居候することになります。その粗末な家で暮らしているうちに、彼女は自分の意思で変わっていき、最後はめでたしめでたし、という話。



ーーーーーーここから長いので適当にとばしてねーーーーーーー



  復刊された本を読んだ大人のしほのあらすじ。

  →  非常に恵まれたお姫様がいた。経済的にはもちろん愛情にも恵まれていた。髪は丁寧にブラッシングされて絹のようだったし、栄養バランスを考えられた食事を与えらればら色の頬ももっていた。両親は非常に愛情深い人だった。この時点で彼女の性格のよろしくないことの表現はまったくない。ただの恵まれたお嬢さんでしかない。
  しかし、それほど恵まれたおひめさまであったが、彼女の顔は、その国の基準で醜かった。鼻はつんと上を向き、口はへの字、目は輝いていない。国王夫妻はもとより、国中が将来国を背負うおひめさまの容貌を気にしている。

  おひめさまの許婚の王子の正直な発言により、そのおひまさまがみにくい、ということがおひめさま自身の耳にも入る。今まで、おひめさまの容貌を、おひめさま本人には秘してきた国王夫妻は、どうにかせねば、と対応策を練る。

  そこへ、一人のごくごく普通の未亡人が王宮にやってきた。魔法使いにも見えない。医者にも見えない。王様は可愛いおひめさまのために、よくよく夫人を見、そして聞く。夫人が差し出した5人の娘の写真を見る。そこには今まで見たことがないほど美しい娘が5人うつっていた。

  夫人の条件は、自分の家にきておひめさまがわたしどもと暮らすこと。猶予は3ヶ月を3回。述べ9ヶ月。その際、遠くから見る分には構わないが、干渉せずに自分の自由にさせてもらいたい。

  おひめさまを心から愛している王様は、信用できる家来に夫人の家を吟味させる。質素で申し分ない家。王様は、その他に策はない、と、心を鬼にしておひめさまを夫人の家にやる。

  なるべく地味な服を数枚と身の回りのもの少数、そして生まれたときから持っている名付親からもらった大切なロケットペンダントのみを持って夫人の家に行かされるおひめさま。

  夫人の家で、5人の娘が大切なお客様に接するように礼儀正しく優しく迎える。しかし、おひめさまに対する態度ではない。当然、おひめさまは不満たらたらで、お城の生活を恋しがる。床に大の字になって癇癪を起こす始末である。

  夫人の娘たちは、よく働く子たちだった。ごくごく自然にお手伝いをこなし、楽しみながら縫い物や料理をする。また、何かおもちゃがあるわけでもないが、あるものを使い、ないものは想像力でこしらえ、自然の中で、楽しく遊ぶ。

  おひめさまの中になかった生活。おひめさまは、この生活に溶け込むことができないが、そのうち、ほんの少しずつ、自分でできること、お皿をならべる、お洋服をかける、ベッドのシーツをきちんとする、などをやるようになる。


  3ヶ月たったある日、「上の娘のようにわたしも何かつくれるといいのに。」とおひめさまは言った。そのとき、おひめさまの鼻が、人を見下した上を向いた鼻ではなく、下をむく形のいい鼻になった。

  「やはりあなたは魔法使いだったのね?」というおひめさまに、夫人は言う。「そうかもしれないし、そうでないかもしれない。あなたが、自分以外にも素晴らしい人がいるということを知ったからかもしれないわね。」

  大分慣れてきたといっても、お城の生活が恋しい。お城から持ってきたおひめさまの唯一の証のペンダントを、毎日撫でてお城に思いを馳せる。

  また3ヶ月経ったある日、お城のことを思い出したおひめさまは、お城だったらいつも普通に出てくるマフィンが食べたいと思う。おひめさまは、自分でつくろうと思い立つ。ちょうど夜中だった。おひめさまは不慣れだったので、つくるのに大層苦労した。できあがったマフィンは、お世辞にも世界一とはいえなかった。中身は生焼け、外は焦げている。それでも、一家はおひめさまのマフィンに最大級の賛辞を送った。そのとき、おひめさまのへの字に結ばれた口の両端があがった。

  「やはりあなたは魔法使いだったのね。」と喜ぶおひめさまに夫人は言う。「そうかもしれないし、そうでないかもしれない。もしかしたら、何かを自分でつくろう、という気持ちがあなたにはじめてわいてきたからかもね。」


  おひめさまは、もうあまりお城を恋しがらなくなった。それでもお父様お母様に会いたい気持ちはある。この家にきたとき、お城の自慢ばかりしていたおひめさま。その自慢話をずっと聞いていてくれた末娘エコー。エコーはとりわけ優しかった。慰めだった。エコーはおひめさまの一番のお気に入りで大切な子だった。今では、エコーに対して、お城とは関係ないお話を聞かせるほどになっていた。

  さらに3ヶ月経ったとき、エコーの誕生日がくる。夫人は素敵なケーキを焼いている。上の4人の姉妹も趣向をこらしたプレゼントをつくっている。この生活に大分馴染んではきたが、おひめさまは、何をつくるにしても誰にも及ばない。一番可愛いエコーのお誕生日に何もあげられないおひめさまは嘆く。

  そして、おひめさまは思いつく。一番大切にしてきた、唯一おひめさまであることを証明するロケットペンダント。これを、台所にある包みでおひめさまなりに綺麗につつみ、荷物をしばっていた紐できれいに結び、エコーにあげた。

  その瞬間、おひめさまに3つめの魔法がかかり、彼女の目はキラキラと輝く。


  美しくなったおひめさまは、お城に帰る。夫人の家(質素な)をお城につくり、おひめさまは夫人の家に毎日のように遊びに行き、素敵な人生を送る。



ーーーーーーーあらすじおわりーーーーーーー



  長々と失礼しました。

  なぜにわたしがこれほど惹かれたか。
  大人のわたしが考えるに、

1  普段着がほしかったw

2  下宿したかったw

3  この夫人は今も昔も好きなタイプ

4  自分でものをつくりたかった

5  自発的に努力したことが、お金で評価されるのではなくみんなに祝福してもらえる

6  5人の娘が、義務的でなく楽しく家のことをやっている

7  一番のキーポイントは、一番大切なロケットをあげる無私のこころ

8  未亡人で生活も決して楽でない一家のプライドを傷つけることもなく王宮に呼ぶことで労に報いる



  「しほさんは、どうしてそのお話に心を重ねたのか今度じっくり掘り下げてお話しましょう。」などと、激つまらぬことをカウンセラーが言ったので、わたしなりに考えてみた。こういうの考えると、せっかくのお話もつまらなくなるねぇ、、、w



◆余談◆『世界一すてきなお人形』

  以上のあらすじを全部読んだ方お疲れ様。でも、このお話、ちゃんと読むともうちょっと面白いはずです。まあ、人によると思いますが、、、。で、この人の本を読みたくなった。復刊.ドットコムで
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=3304『世界一すてきなお人形』 をリクエストしておきました。あらすじ読んでみて〜。面白そうじゃない?人形フリークのしほのツボにきました。よろしければ、みなさんも復刊.ドットコムで投票してくれると、しほハッピー。5年は感謝します。土下座してよろしくお願いします。

  とりあえず、国立国際こども図書館に一冊だけあるようですので、なんとか時間をつくり読みには行ってきます。


◆余談◆『アナベル・ドールと世界一いじのわるいお人形』

  『世界一すてきなお人形』で検索すると、でてきちゃうこの『アナベル・ドールと世界一いじのわるいお人形』。気になったので図書館で借りてきました。あっという間に読み終わりました。最初の題名にいたるまでが楽しい。中身を読んで、本当つくづく感じたのは、ものの言い方。きつい言い方はもとより、優しさ思いやりを常にふんだんにあちこちにちりばめて話すことって大切だなぁ、、、と。女の子の会話はこうでありたい。


■    ペロの読書    ■

  ペロが1、2ヶ月前から、ヤマネコの話をする。彼女の創作『ペロぼーヤマネコ』はこんな感じ。

  富士山より高い山で穴をほって草をしきつめて冬眠するけれど、ヤマネコは海の底でも冬眠する。秋になると、ヤマネコはクリスマスツリーを育てて、クリスマスの時期になると分けてあげる。ヤマネコの友達は、しほクマちゃん。ヤマネコの他にもウミネコ、葉っぱネコなどがいる。

  ヤマネコを描いて、とリクエストされたので、また、自分なりに凝った絵を描いちゃったりして、、w。

  そういえば、1月にペロが考えたカクレクマノミの話のソースは、おそらく『ファイティングニモ』です。この映画をわたしは観ていませんが、コマーシャルから推測するによく似ています。だから、このヤマネコのシリーズもどこかでペロが仕入れて自分で脚色したというのも考えられますが、何はともあれ、海の中で冬眠、クリスマスツリーを育てる情景が大変気に入りました。

  今度高尾山にヤマネコを探しに行く予定ですw。

  これらの話を聞いて、彼女の想像力をもっと刺激してあげようと、しほお気に入りの『ルドルフとイッパイアッテナ』を借りてきて、毎日少しずつ読み、延長に延長を重ね、読み聞かせしました。長かった、、、。小学校中学年の本を与えるのがいいことなのかは分からないけれど、面白いものは面白いでいいじゃん?が、今のわたしの心境。

  ちゃんとした題名は忘れましたが、 『絵画で見るマリアの物語』?をペロは随分と気に入り見ていました。

  あとは、なぜか『今日の早川さん』をまた読んでいます。大分字が読めるようになったペロが、一文字ずつ区切ることなく、3文字ずつ区切りながら、「エクト…プラ…ズム。エクトプラズム。エクトプラズムってなに?」と聞いてきます。5歳児に要らないボキャブラリーだから、、、と聞こえないフリして凌いでいます。いきなり、「いあ!いあ!」というのもなんだかねぇ、、、、w。


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   都会と自然を行ったりきたり   2009/3/29(Sun)

■    裸の王様    ■

  わたしの火曜レッスンにペロを連れて行った。ペロに、「お母さんどうだった?」と聞いたら、「へたくそ」とけんもほろろの返事。、、ええ、、そこまで、、?で、終わらせられないのがわたしの性分で、「どこらへんが下手だった?」と聞いたら、「全部」と言われる。聞かなきゃよかった、、、。ここでも、はい、そうですか、で引き下がれず、さらに食い下がる。どうも、「お母さんはデブ」が原因らしい。

  ええ!!?そ、そこまでデブですか、、、?ただ、彼女の感じたことが正しいことは程なくして判明した。


幼稚園の中ではお母さんは細い。でも、バレエでは太い。


  嗚呼、なんと子どもは正直なのだろう、、、><。ペロが、「もっとバレエをしたほうがいいよ。」とアドバイスをくれた。

  今までスタジオAの名前は言わないようにしていたが、2ヶ月ほど前からペロに話している。

  お母さんのバレエはあまり上手くないのに、本家では、いろいろお手伝いしちゃったりしているから、先生も注意しづらい。でも、もう一つ通っているスタジオAでは、お母さんは、”しほ”でしかないから、いっぱい注意してもらえる。まるで踊れなくて本当にへたくそだけれど、いっぱい注意してもらえる。というように伝えてある。

  ペロは、そのスタジオAに行ったほうがいい、と言った。

  せっかく言ってもらえたのに、火曜日のレッスンで体調がくずれ、行けなかった、、、トホホ。やっぱりちょっとくらい体調が悪くても根性ださなくちゃね。

  ということで、あまり注意はしてもらえない本家のレッスンに、金曜も付き合ってもらった。ペロは気を遣って、「うまい。」とうつむきながら言った。思い切り嘘言わせているわたし。頑張って、もうちょっと上手くなるからね、、、。


■    振付スタート    ■

  こどもの手伝いを優先させようと思っていたが、以上の事情により、金曜は、自分のレッスン→ペロ以外の子どもの振付に入った。
  ペロは一日本家拘束。ペロより一つ上のクラスの振付。二人欠席者がいたので、一人はわたしが、一人はペロが代役。振付のときに人がいないと、本当に作品自体をつくるのが大変だから。

  ペロは、人の振付なのに、それなりに頑張っていましたし、こちらとしても、ペロがいてくれたお陰で振付がはかどりました。まあ、ペロにとってもいいお勉強になったでしょう。親バカではなく、客観的にみて、実際、ペロはできないなりに動ける人でした、、、。


  ペロ本人の振付も土曜に入りました。この間のクリスマス会で、わかっていたことですが、バレエの動きとしてはまだ全然。とにかく一つでもできるように勉強してもらいたいところだが、ペロがこのクラスをひっぱっていました。親バカでなく、スタッフの目からして非常に助かりました。


■    自然へ    ■

  手帳にどんどん書き込まれる子どもたちの振付スケジュール。これじゃ、春休み身動きとれん。身動きとれるときは、とにかくペロと自然を、、、。ということで、手近な自然を求めて小金井公園へ。

  都立最大規模の小金井公園は、とても楽しめました。2、3日キャンプしたいよ。

  木曜に行って、公園の半分程度の規模はなんとなく把握できたので、本日は、家族三人お弁当をもってピクニック。いやぁ、ここ面白いね。江戸、明治、大正、昭和初期のいろんな建物が展示されているところもあって、それも本当に楽しい。

  桜は咲いているのと、全く咲いていないのとで、まだ花見にはちょっと早い。

  雑木林ゾーンでは、冬眠しているカエルをみつけました。葉っぱでちょんちょんとしたら、少し動きました。もやしっ子のペロは、「ほっとけよ…」と小さい声で言っていましたが、なんですか?その言葉遣いは!?と、あまり突っ込まずに楽しみました。でも、あの言葉遣いは、母娘ともに直しましょう。

  昭和の子どもたちの遊び場、土管があって、、、といっても、わたしが昭和の小学生だった当時、土管があるのは、ドラえもんの中だけだったけれど、その空き地で、わたしは竹馬に乗れるようになりました!!


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   いろいろやってまんがなpert2   2009/3/24(Tue)

  先週は汗ばむほどだったのに、今週は寒いざますねぇ。本家発表会子どもの振付スケジュールが決まり、うちの春休みはかなり不自由なことに。
  東京から逃げたい、、、自然を満喫したい、、、あ!里山いいね、と検索。おお!おやじの家の近くにありそうな、、と、おやじに問い合わせれば、目的が目的なだけに、もうちょっと現実的な案を提示された。ぐんま昆虫の森にでも行きますか、、、wなんかヘラヘラ生きたいんだよねぇ、、。


■    ペロの素敵な言葉    ■

  たまにはペロの素敵な言葉を記しておきましょう。


  ある冊子で、100才近い医者のインタビューを読んだ。その医者は全国の小学校などを回り講演もしているとのこと。
  「この中で命を持っている人は手を挙げてください。」と医者が求めると、今の子は、周囲をうかがいつつ、誰かが挙手したら自分も挙手する、らしい。その反応に、この医者は「命を持っているなら自信を持ってしっかり手を挙げなさい!」と一喝してから講演がはじまるとのこと。

  ふぅむ。数十年前のしほちゃんは、きっと周囲をうかがいつつ手を挙げたのではなかろうか、、。よろしくありまへんなぁ。ペロには自信をもって挙手できる子になってほしいと思った。

  話変わって、ペロは自分がキリスト教徒だと思っている。キリスト教幼稚園に通い、今年になってから日曜学校にも2週間に一回程度の頻度で行かせている。だから、彼女がキリスト教徒だと思っているのは当然なのだが、、、。

  ペロから質問。

「お母さんは、子どもがほしいとき、どんな風に神さまにお祈りしていた?」

「う〜〜ん。お祈りはしなかったよ。」

  驚愕のペロの表情。しほは構わず続けた。

「でもね。ペロがおなかにいたとき。お母さんの命があるじゃない。で、おなかにも命があるじゃない。普通は一つしか命はないけれど、二つ命があるじゃない。すごく嬉しくて、神さまありがとうございますって感謝したよ。今はまた一つになっちゃったけれど、ペロが生まれてここに一つ命があるから嬉しいな。」


  しばらくして、ペロが言った。

「お母さん。お母さんの命はね。ひとつじゃないよ。お母さんの命でしょ?ペロの命、パパの命。お母さんは三個命があるんだよ。ペロも三個、パパも三個あるんだよ。」

  思わず泣きそうになりました。こういうペロの感性がすくすくと健やかに育まれていきますように。


■    国立小学校受験    ■

  わたしは小学校卒業と同時に東京から引っ越しました。で、新しい土地で1年も経たないうちに父を亡くしました。そのあと、中学卒業と同時に家を出て寮つきの会社で働き、高校進学。寮のしばりやらなにやらがイヤだったので、高校の途中でアパートを借りて高校卒業、で、大学入学と同時に再び東京へ、、、。ざっとわたしの履歴を書くとこんな感じ。

  中学の友達って濃いよね。今でも付き合っている中学の友達がいます。わたしのいやなとこ、変なとこ、また反対に、できることなど、わたしの根っこにある性格をそれとなく知っていてくれる友達。この友達がいるお陰でどれほどわたしの人生が助かったか。いや、別に何をしてくれたわけじゃないんですよ。でも、わたしがずっと文句を言わないでいられるんです。
  というのは、彼らは、わたしの性格を知っているから、わたしが我慢ならないことに「我慢しろ」などと不毛なことを言わないし、わたしができること、意外としつこくきちんと志を保つことも知っているから、わたしがチャレンジすることに「無理じゃない?」などと水をさすことも言わないので、わたしが延々と、あれはこうで、などと言わないですむ。これが心底助かる。

  ただし、一つだけいかんともしがたいところがあります。この友達らが知っているわたしの実家に健康な父が存在しないことです。雰囲気を想像することはできるけれど、この父の部分が弱い。反対に母の部分は強いので、母に対して彼らは有効な助言をくれます。

  根っこの性格が分かっているので、例えば、わたしが子どもがほしい、と苦労していたときに、この人たちは、「養子をもらえば?」と提案をしてくれます。大勢が言ってくれないことをあっさり言ってもらえる。この有難さ。


  うちが現在借りて住んでいるところは、恐らくあと10年以内に取り壊されます。少なくとも15年以内には。ということは、ペロが公立に行けば学区が変わるということ。小学校から中学校までの大切な期間に友達が変わるということ。

  ペロは女の子でしょう。嫁に行っても付き合える友達。何十年会わなかろうが、電話一本で心が落ち着く友達。ペロが子どもを生むとして、傍から見ればどーでもいいあれやこれ。それを一緒に心配して一緒に投げ飛ばせる相手。

  ペロの父であるひろぼーを知っていれば、ペロの父がウィークデーはペロと全く接触がないけれど、代わりに土日密度の高い時間を過ごしていることを知ってくれています。ペロの母であるしほを知っていれば、泥だんごを一緒につくってくれる一方、自分の時間を譲らず、傍からみれば趣味のバレエにどっぷりつかっている、新しいことを次々とやりはじめ、周囲を巻き込む、黙っていると怖い、などという根本的な情報を知っていてくれます。
  あと5年もしないうちに、ペロはわたしやひろぼーに反抗してくるでしょう。そのときに、「それ、やりすぎじゃん。」「それムカつくよね。」と言ってくれる友達。あと10年もしないうちに、ペロは誰かを好きになるでしょう。「それ、やめておいたほうがいいよ。」「あの人いい人だね。」と一緒に生きていってくれる友達。

  小学校から中学までの一番多感な9年間。一番激変する9年間。小中一貫教育でともに過ごせば、以上のような友達の一人や二人できるでしょう。


  という邪まな動機で、ペロに国立小学校受験させます。

  と、思っていたのが、3週間前。試しに買った過去問をみて、こりゃ、あかんやん、と、思い知りました。ただ、『図形』というと勉強くさくて聞こえが悪いけれど、積み木や、三角形の模型を使って、いろんな方向から物体を見るのは楽しいかもしれん。

  というわけで、適当にやってみまーす。その前にあと10年は引っ越さなくていい物件を探すのが先かw。


■    ミレイ    ■

  ミレイという画家を知っていますか?

  代表作は『オフィーリア』。

  実は、ついこの間まで、ミレイという作家を知らずにいました。ミレイ展が昨年おこなわれていたのは知っていましたが、ミレーだと思い、行きませんでした。

  ついこの間、ミレイという画家を友人から聞きました。オフィーリア検索。ま、オフィーリアは死人だから、ネットの画像程度では心動かされないんだけれど、、、昨年子ども用の絵画の本で見て「かわいい〜〜〜」と目がハートになった絵がこの画家のものだと知りました。さらにさらに調べていったら、もうダメ。ネットの画像ですらこれなら、本物はどんなものなのでしょう、、、。見たいみたい。

  先週末、バレエの合間をぬって、ミレイの絵が一点だけあるという西洋美術館常設展に走りました。今だけ展示されていないんだって、、、(号泣)

  夢にまで見ました。とにかく見たいの見たいの。画集はほとんどなし。あってもめちゃ高い。近くの図書館になし。国立国会図書館にさえ英語版一点のみ。

  
ミレイの作品。どう?この草ぶり?この絨毯ぶり?この新聞ぶり?どう?どう?ああ、、実物みたい、、、!!可愛くてたまらないのは、初めてのお説教と2回目のお説教。






■    朝顔の紫    ■

  ペロは今紫が好き。

  昨年末、バレエを頑張っていたペロにレオタードをプレゼントしたいと思い、聞いたら紫がほしい、という。で、ペロが指差した紫は、濃い紫。可愛くねー。ということで、スポンサーの独断で、ラベンダー色をプレゼント。でも、自分の趣味を押し付けてほんのちょっと悪いな、とは思っていた。

  もうすぐペロの誕生日。今度こそペロの好きな紫をプレゼントしてあげよう。と、ペロの誕生日用の服を検索。ギャル系の服ならある。しかし、可愛い感じの紫の洋服はない。通常なら『紫』と思うものが、ペロには薄い紫になってしまう。

  もうどこかで妥協しようか、と思っていたとき、かつて5歳のときに紫が好きだった40代と話した。
  この方、「朝顔の紫が好き」と5歳のとき言い張り、朝顔の紫の服が着たい、と言っていたとのこと。当時探してもその紫の服はなく、おばさまが洋服をつくってくれたが、さすがに紫一色はどうかとおもったのか、白のラインをいれてしまったこと、などを40代の今現在語るのである。
  ヤンキーの紫、と口を滑らせたら、「違う。ペロちゃんはもっと上品なものを紫に見ているのよ。」と釘を刺される。この方、ペロのために、がんがんネット検索をしてくれる。仕事すばやい。この方でも見つからない紫。たった一点ベルベットのドレスが海外サイトで見つかる。

  ただ、ベルベットは普段着使いできないじゃないですか。あの野性味あふれる幼稚園に着ていく服じゃない。

  わたしも探しに探しましたよ。普段着として使える、よそ行き着くらいなら妥協するから、とにかく紫。濃い紫。悔いを残さない紫。延べ20時間くらい紫の服を探しましたよ。目が紫で変になっちゃいましたよ。

  でもって、わたしの能力では、40代の方が提示してくれた以上の紫を探せなかったので、ベルベットの紫の洋服を海外サイトに注文しました。

  生まれて初めての体験です。円高だからいい、と思っていたのに、今日、ドルが強くなりました。うひーー、いつ決済してくれるの?ドキドキ。というか、わたしの記入でちゃんと届くの?ドキドキ、、、。

  母がこれだけドキドキしたのだから、ペロには、暑くても着てもらいます。


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   色々やってまんがな   2009/3/23(Mon)

  いやあ、うっかりしている間に3月も終わろうとしていて、花粉嵐が吹き荒れています。本日、桜が少し咲いているのを発見しました。3月は変にアクティブでした。


■    確定申告    ■

  何度もいうが、わたしの方向音痴はどうにかならないものだろうか、、、。本降りの雨の中税務署に行く。税務署の場所は分かっていたのに、たどり着けない。特訓次第で方向音痴はなおるものだろうか。わたしが念入りに地図をみて向かった先になにゆえ違ったものが現れるのだろうか、、、。

  まあ、それはともかく、株で損をしたので確定申告。記入を相談。どこにも振込先記入の欄がないので、その疑問をこの際ぶつけてみる。「仮に来年株で利益が出たらどうなるんですか?」「そうしたら振込先云々、、、、まあ、また損するかもしれないし

  それは事実かもしれないが、おっちゃん、それは言っちゃいけねぇ言葉だぜ。


■    鉄棒    ■

  ここでも再三述べているとおり、ペロは、慎重というかプライドが高いというか、ま、要するにできないことを察知して逃げる人である。

  ペロの幼稚園は、遊ぶことに主眼をおいている。遊びの中の運動系もがんがん。遊具はプチアスレチック。ちょっとの工夫から大きな工夫に発展できるように設置されている。

  もちろん、ペロはこれらの遊具のほとんどを使いこなせていない。
  ペロの友達は、妙に運動神経が発達した子が多いので、年少のときより鉄棒の前回りは当たり前、年中では逆上がりに挑戦、成功者続出。学年全体でみても逆上がりは大体3分の1の子がクリアーした模様。ペロは前回りもしない。すべり棒もしない。泥だんごもつくらない。ブランコにも乗らない。たいこばしも無理。年少でもブイブイやっているのに、、、。柱に登れ、とは言わないけれど、逆上がりしろ、とは言わないけれど、、あれだけ外で遊ぶのが好きな子が何をやっているのでしょう、、、雰囲気ってものがあるじゃない。友達のブームってあるじゃない。そこにのればいいのに、、、。

  さすがにこれはいけない、と思ってくれた年少のときの担任が、ペロの鉄棒前回り特訓をはじめてくれました。ペロは鉄棒に触れただけで爆裂泣き。頭からつま先までカチンコチンに硬直。わたしも何度かチャレンジしたが、どこをどうサポートすれば回れるのかさっぱり分からない硬直状態。

  やっぱりプロはすごいですねぇ。その先生がいれば、すべり棒が滑れるようになりました。ええ、わたしは、すべり棒を登れ、とまでは望みません。鉄棒も強引に前回りさせてくれたそうです。本当に爆裂泣きなので、先生は「わたし、虐待しているような気持ちになった。」とおっしゃっていました。

  曲がりなりにもできたのに、その先生が鉄棒の近くにいるとペロは即座に逃げるようになりました。雨の天気予報を喜んでいます。しかし、自分でもいけない、と思ったのか、「お昼食べたら鉄棒します。」と決意表明。でも、ペロちゃんは鉄棒数メートル手前でやはり泣いちゃうの、、w

  頑張れ、ペロ。


■    ふれあい会    ■

  3学期のふれあい会は、1年間お弁当をつくってくれたお母さんにお昼をご馳走してくれるイベント。

  年中は、自分が夏につけた小梅を出し、あとはPTAがご飯や豚汁を用意してくれ、みんなで楽しくおにぎりパーティ(^-^)。ペロは、わたしの分をつくってくれませんでした。しくしく。お母さんへの感謝のイベントじゃなかったの?一つくらいいいじゃないのさー。

  そのあと、親子ゲーム。オニになった人が、「今日朝ごはんを食べてきた人?」「豚汁おかわりした人?」などと言い、それにあてはまった大人と子どもがペアーをつくる椅子取りゲーム。

「お母さんが大好きな人?」

  で、まっしぐらにわたしの腕に飛び込んでくるペロ。本当、めちゃくちゃ可愛い。


■    年中終了    ■

  あまり感動できなかった年中終了。なんで感動できなかったか、というと、ペロはこの一年のほとんどを仲良しの子がいるクラスで過ごし、自分のクラスにいなかったからだ。だから、幼稚園でのペロの様子を本当に知りたければ、仲良しの子がいるクラスの担任に聞いたほうがいい。けれど、さすがにそれはしなかった。

  いろいろあったけれど、入園のときに一番気にかかっていた癇癪は、大分なりをひそめた、、、うーん、自分のクラスにいないから担任から報告がないだけ?大分コミュニケーション能力が発達したように思える、、、うーーん、自分のクラスにいないから担任から報告がないだけ?

  年長になれば、ペロは大忙し。縦割り保育の幼稚園なので、年長の責任は非常に増す。年長になるにあたって、とりあえずやってみる、というのをもう少し増やしていけたらいいね。


  一年間ずぅーーーーっと、一番仲良しの子のクラスに通い続けたペロは、年長のクラス替えで、一番仲良しの子以外の仲良しの子全員と一緒のクラスになりました。年中は、ペロ一人離れました。今回は、一番仲良しの子だけ離れます。またなんとも微妙な、、、、w  二人とも頑張れ。


■    外出例    ■

■  上野動物園

  上野動物園内のふれあい動物園なるものは、以前はそこら中に動物があふれていた。(
今から4年前。1/3の日記参照

  ところが、今回は動物たちがそこらへんにいない。制限につぐ制限で、、、、動物の身になればいいのかもしれないが、”ふれあい”の看板ははずしていいんじゃないかなぁ。

  上野動物園でも道に迷って出口紛失。何度も虎に出会い、それが一番疲れた。ワニはすごかったぜ!


■  国立博物館の恐竜展

  いいイベントだったと思う。恐竜好きにはたまらないだろう。ただ、よくある機械仕掛けの恐竜がグオーーーとくるイベントを期待すると全くダメ。貴重な恐竜の骨が展示されていた。

  国立博物館の常設展にも行った。一緒に行った同級生の男の子もそれなりに楽しんでいたが、やはりお外で遊びたい模様。

  その男の子を預かって上野公園をぶらつく。児童公園を発見した。その男の子は、化石のような泥だんごをつくる。幼稚園で夢中でやってきた成果である。もちろん、ペロは、泥だんごはたまーに練習してきたけれど、出遅れてしまっているので、また、白砂を持ってくるお手伝いをしてコミュニケーションをはかるが、要らないといわれ、つまらないモードに入る。

  泥だんごごときで、本当くだらないよなぁ。つくりゃあいいじゃん。

  つーことで、博物館を見にきた上野で、地元でもできる泥だんごつくりに参戦。母がやりはじめるとペロも渋々といった感じでつくりはじめる。わたしの泥だんごがうまくいきそうになると、「それ、ペロのね。」と言う。

  自分でつくれ!

  渇をいれ、お砂場に3人で長いこと座って泥だんご道を究める。結局、名人の男の子の泥だんごには足元にも及ばないが、わたしも健闘した。また、この男の子は、非常にコミュニケーション能力が高い子で、自信がないペロに、「いい感じ。」「上手になったね。」などと、細やかな心遣いをしてくれた。ありがとーありがとー。

  上野で泥だんご。大人が泥だんご。この異常なシチュエーションが分かりますか?この情景に心ゆすぶられたどこかのおじさんに「写真をとっていいですか?」と声をかけられた。もう一人ちいちゃい子が束の間泥だんごの真似をしていたので、その子の関係者だと思い、わたしは少し場所をずらして、承諾した。しかし、そのちいちゃい子も去ってかなりの時間が経ったあと、「ありがとうございました。」と言われた。

  Σ( ̄□ ̄;;;)!!もしかして、わたしたち3人が被写体だったのでございますか??この花粉症マスクをしてうずくまっているわたしの横顔なんぞ撮っちまいましたか?『懐かしい情景』とかいうタイトルで、どこかに投稿しちゃいますか???うっひゃーーーー。

  最後の最後に、ペロとしほの泥だんごは崩壊。男の子の泥だんごを上野に隠して帰ってきました。

  帰りの電車。「今日は何が一番楽しかった?」との質問に、「泥だんご!」と元気に答える男の子。親が泣きます、、、ええ、きっと、親が泣きます、、、w


■  国立西洋美術館のルーブル美術館展

  本家の友人親子と一緒に行った。友人の子どもは絵を見るのが好きなので、ペロも楽しく見られた様子。ベラスケスのマルガリータ王女があった。すごく嬉しかった。キリスト教を布教するためにパトロンが描かせた絵画の部屋では、ペロが一番詳しかった。

  常設展もこのチケットで入れる。時間がなかったので、印象派だけ見たい、と思い、印象派の部屋へ。どれだけ印刷技術が発達しても、本物の絵画の迫力、美しさにはかなわない。モネの絵は、画集でみると、それほど心に届かないのだが、なんてことない、恐らくそれほど有名でない絵に釘付けになった。色合いに、優しさに涙が出そうになった。また、ゴッホ晩年の小さな作品も飾られている。ゴッホといえば、グルグル、、みたいな感じがあるが、この小さな作品は非常に穏やかで、またしても涙が出そうになった。


■  鴨川シーワールド

  「シャチやベルーガが見たい」
  ペロの予てからの希望をかなえたいと思った。本当に鴨川シーワールドは遠い。そして遠い割には報われない。つくった当時から時が止まっているかのような水族館。ショーはどうでもいいから、もう少し見せる工夫をしてくれないかなぁ、、、。

  鴨川シーワールドは、東京から遠いため、普通ならお泊りプランである。鴨川シーワールドの裏に必ずリンクされているホテルがあるが、アシカの飼育施設と変わらない大きさ。これで、シーズン時に宿泊料一人20000円取るのはいかがなものか。

  ペロの子どもが「シャチみたい〜」とどれほど駄々をこねようとわたしは行かないぞ。と心に決めましたw。他の水族館(サンシャイン除く)に行ったほうがいい。

  この日、びっくりしたのは、マンボウ。あんなに大きいのは初めて見た。それから、ラッコの交尾も初めてみたw。赤ちゃんが生まれますように(^-^)。



  まだまだ色々やってまんがな、、、ですが、今日はこれでおしまい(^-^)。


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