暇人    2012/11/26(月)

■    やるやつはやる    ■

  一週間のうちに複数回舞台を観るのは、本当のところイヤなんだが、同じ週にやるっていうんだもの。観た。


  創作だ。基礎にバレエの人とヒップホップ系がいる。わたしは、そもそもがクラシックバレエが好きなので、よほどのことがなければなびかない。そう。大抵好みじゃないんだ(笑)。

  そう考えると、ピナ・バウシュという人は、、、というか、振付は、基本大嫌いなんだけれど、、、そう、、、大嫌い、イヤ、嫌い、早く終わって、、、から、もういい、、、あれ?なんか不思議、、、やだ、わたし幸せ感じちゃってるの?までいくのだから、まさに魂をゆさぶる踊り、であると思う。


  山岸涼子作の『テレプシコーラ』でも描かれていたが、時代は振付家を熱望している。この間のローザンヌで菅井まどかさんが受賞したのも、彼女の優れた音楽性と身体能力、表現力、ひいては新しいものを踊れる個性である。

  純クラシックといえども、100数年前は単なる創作ダンスでしかなかった。白鳥の湖、などはたかが100数年前にプティパが振付したのだ。プティパが生涯においてどれだけ創作したのかは知らないが、おそらく100近いだろう。その中で、4作品、5作品残ったのだから非常に優秀である。


  ちょっと振付家に興味があって何人もの振付家をネットで調べてみた。

  10代でバレエを知り、自ら習いに行き、バレエ団に入り、10代で振付を開始している大振付家数人。

  ついでにダンサーも調べた。アリーナ・コジョカルを調べてびっくりした。自分に自信と、好きという気持ちがあれば、プライドなど関係ない。

  本当、やるやつは放っておいてもやるのである。


  今回みた舞台は、わたしの好きな舞台ではなかった。あと10年後も同じ舞台を続けられるなら、またそれはそれで価値があるだろう。

  どの振付家もはじめから順風満帆だったわけではなく、上記のピナ・バウシュにいたっては脅迫までされている。あ。脅迫されるほどの衝撃があった、ってことだから、やっぱり初っ端からすごいよね。ニジンスキーは席をたたれ、ブーイングされ、新聞で酷評された。チャイコフスキーはバレエ音楽をつくったことで有名だが、初演もぼろくそに評価され、鬱状態に入ってもいる。


  それでも、やりたいからやる、のである。やらずにいられない、表現せずにはいられない、のである。


  今年のはじめにピナ・バウシュを観て、ピナ・バウシュ関連も読み漁って、分かってはいたけれど、「やりたいやつは放っておいてもやる(やらないやつはやらない)」を今回の舞台で改めて確信した。だから、もう黙っていよう、、、黙るのが無理なら、ここに書くのにとどめよう、、(笑)


■    奇跡の血量    ■

  昨日はG1のジャパンカップ。

  競馬はほとんど見ないのだが、たまたま凱旋門賞のときにテレビをつけていて、日本のサラブレッド、オルフェーヴル紹介でバカ受けした。三冠馬のくせに騎手を落馬させるなんて、、。途中で、故障?!と思わせるほどやる気なくして、またやる気を取り戻して差しにいく(2着)。こんな馬みたことない。

  ワクワクして凱旋門賞を見た。絶対間に合わないよ、、、というポジションから抜けていく。最後は差されてしまったが、本当、なんて馬だと思った。

  だから、昨日もワクワクしてジャパンカップをみた。牡馬の三冠馬オルフェーヴルと牝馬の三冠馬ジェンティルドンナの一騎打ち。ジェンティルドンナは気が強く、民放では、「オルフェーヴルをぶっとばした。」。確かにオルフェーヴルとぶつかって、オルフェーヴルが外にはじかれた。結果は鼻差でジェンティルドンナの勝ち。

  この勝負にはあれこれあるけれど、とりあえず、それはおいておいて、、、。わたしの興味は次に向かう。オルフェーヴルとジェンティルドンナのこどもが産まれたら、、、、?!と考えるだけでワクワク。

  ダビスタで培われた生活するうえで役にたたない知識。3×4の血量、インブリード、奇跡の血量、と勝手にワクワク。

  本当は忙しいのだが、心は暇人なので、血統を調べる。

  ( ̄□ ̄;)!!二頭ともおじいちゃんがサンデーサイレンスでした。

  これだと4×4。ま、いいけれどね。

  実は、オルフェーヴルは、既にノーザンテーストの3×4のインブリード奇跡の血量の持ち主である。メジロマックイーンの血も入っている。血統みているだけで楽しい。

  そして、オルフェーヴルの全弟リヤンドファミユが12/9阪神5Rでデビューするらしい。おお、ワクワクするね。

  また、ジェンティルドンナは有馬記念を回避して、来年の凱旋門賞も考えているらしい。もし、ジェンティルドンナ、オルフェーヴルともにうまく調整できたら、この2頭が来年の凱旋門賞で走るかもよ。ものすごくワクワクします。


TOP     BBS    DIARY    OLD    NEXT

    比較    2012/11/21(水)

■    ファム・ファタール    ■

  バレエの「マノン」が分からず、小説読んだ。ついでに「椿姫」「カルメン」も読んだ。どれも面白かった。

  カルメンはホセを裏切り闘牛士に惚れたから殺された、と思っていたら違っていた。
  闘牛士に惚れるけれど大した男でなく、カルメンはすぐに飽きる。
  でも、ホセに言う。「もうあんたのことも愛していない、一緒に暮らしていけない、あんたを愛していた自分を憎んでいるわ。」
  そして、逃げようと思えば逃げられるのに逃げない。
  ホセに「あたしのロム(旦那)として、あんたはあんたのロミ(女房)を殺す権利はあるわ。でも、カルメンは永遠に自由よ。ジプシーとして生まれたカルメンは、ジプシーと死ぬわ。」と、自ら殺されるのを望むのである。ホセは殺したくなくて懇願するんだけれどね、、、。いやぁ、恐れ入ったわ。最低だけど、すごい女。


マノン椿姫カルメン
出版年173118481845
主人公の出自いい育ちいい育ち普通
主人公のはじめ学生弁護士資格もつ若者
でも働いていない
もうすぐ軍曹
主人公の性格誰もが世話したくなる人格者いいとこのボンボン短気、男っぽい
主人公の転落詐欺・賭博・殺人親と連絡とらない盗賊・追剥
主人公の稼ぎ賭博・借金年800万盗賊・追剥
主人公の愛1一目惚れ一目惚れ一目惚れ&誘惑される
主人公の愛2メロメロメロメロメロメロ
主人公の愛3裏切りを許す裏切りと思い込む裏切りを許したくてもかなわない
主人公のその後立ち直る立ち直る自首して死刑を待つ身
主人公の親ヒロインを流刑にするヒロインと別れさせる登場しない
ヒロインの外見可愛すぎ美しすぎ悪魔すぎ
ヒロインのはじめ修道院に行く途中高級娼婦ジプシー女
ヒロインの基本的性格天真爛漫
悪気なく悪いことをする
楽しいこと大好き
病気と職業で憂いがち
凛としている
思慮深い
ジプシー女
自由命
ヒロインの生活費楽しいこと、
お洒落ができればOK
年間1億円(借金あり)人の金は自分の金
ヒロインの身内ろくでもない兄死後妹が登場ジプシーが身内
主人公への愛最初から最後まで付き合ってから最後まで途中から途中まで
ヒロインの経過普通の娘
→娼婦扱い
→流刑
→主婦
→死
高級娼婦
→堅気
→高級娼婦
→孤独死
はじめから悪魔
ヒロインの死の原因疲弊・病気?病気刺殺
ヒロインの最期愛する人に抱かれながら愛する人を想いながらもう愛していない
殺す権利はある、と自ら殺される
ヒロインの遺体主人公が葬る
→後に墓がうつされる
墓をうつしかえる主人公が葬る


  どれも面白かったけれど、マノンが一番好み。マノンのすごいところは、一切マノンの外見の描写がないところ。どうにもこうにも、悪意なさすぎで無邪気でどうしようもなく魅力的ね。


■    バレエ    ■

  ここしばらくパリ・オペラ座のバレエばかりみている。これがまた、すっごいんだな。

  で、ついこの間、日本のバレエをみた。オペラ座ばかりみている自分は、さぞかし辛口だろうなぁ、と思ったら存外よかった。日本人のレベルはあがっている。


TOP     BBS    DIARY    OLD    NEXT

    趣味人    2012/11/17(土)

■    山道具    ■

  山道具は非常に奥深い。ええ!?というものを発見できる。

  ポイズンリムーバー   何かと思えば虫や蛇にかまれたときに、毒を吸い出すというもの。

  蚊にも効果があるらしい(人によるw)。この蚊にはクラクラきた。わたしには蚊のアレルギーが多少あるらしく、蚊にさされると盛大な痕になる。


ドクターヘッセル インセクト ポイズンリムーバー


  浄水器携帯用。これ、気が遠くなるほど浄水に時間がかかるかもしれないが、お風呂の水も浄水できる。折りたためる。


アーバンテック SUPER DELIOS(スーパー デリオス) 携帯浄水器

  ふと思った。アフィリエイトをしようとはあまり思わないのだけれど、ブログについているアフィリエイト機能はいいな。ぽちっと商品リンクできるものね。このひまひまっぽくないよを、フレーム仕様にしたら同じアフィリエイト機能が使えるかしら。

  山道具、、、、ギアとか言っちゃうんだけれど、山道具はみればみるほど欲しくなる。

  あとは水筒とスタッフバックほしいなぁ、、、、。


■    CLANNAD    ■

  『CLANNAD(クラナド)』アニメ(全年齢対象)。ペロがまだ見ていない第2部16話以降を一緒にみる。渚が死ぬ。

  、、、、え、、、一回目みたときは泣かなかったんですけれど、、、泣いちゃいました。ええ?

  汐がパパと旅行に行き、パパの胸で泣くシーンも泣いちゃいました。一回目は泣かなかったんだけれど、、、。


  繰り返し見るほど泣いちゃうアニメとか??ああ、むちゃ語りたい、、、と思っちゃったりするけれど、もちろん、PTAなんぞに、ギャルゲー見ている人がいるわけないじゃないですか、、、ということで、ちょっと悶々とするわ。

  ペロにとっては、16話あたりから難解だったようです。確かにゲーム感覚じゃないと分からない部分があるよね。ゲームはプレイしていない(する体力もない)が、あらすじは全て読んだので、わたしは理解しました。


■    バレエ    ■

  昨年?一昨年?ディアゴスティーニから、バレエのDVDが出ています。

  ディアゴスティーニというのは、創刊号だけ安くていろんなものを隔週刊でだしているところね。

  好き嫌いがあるので、定期購読はせずにいくつかを抜いた形で大人買いしています。

  『椿姫』
  舞台でみたら泣いちゃったかもしれません。

  バレエDVDは面白いので、ディアゴスティーニでは発刊されないタイトルのDVDを海外から取り寄せてみています。

  見たことがない幕もの。付属の丁寧な冊子。でも英語もフランス語もドイツ語も不案内なので、全くわかりません。ま、バレエは芸術、言葉なき芸術なので、別にいいか、、、w


■    『マノン・レスコー』    ■

  上記のとおり、バレエは言葉なき芸術、身体で表現する芸術であるから、それで理解できないなら、ま、どうでもいい、といえばいいのだが、海外から購入した『マノン』がsかなりわからない。

  ということで、ネットをうろついてみた。主役のマノンはてっきり娼婦だと思っていたが違っていた。

  小説のレビューなどをみると、マノンは、小説上はじめに登場した運命の女、悪女らしい。

  更に読みすすめると、マノンは超美少女で、自覚なく悪いことをする子らしい。

  何やら興味をひかれ、本日、図書館で借りた。

  はじめは、なんじゃこりゃ!と思いながら読んでいたが、ああ、マノンいい。よくないけれどいい。200年以上残るだけのことはある。もうすぐ300年?

  『マノン』の100年後、『カルメン』『椿姫』と出版された。両作品も読めたらいいな。


TOP     BBS    DIARY    OLD    NEXT

    テンパっている    2012/11/14(水)

■    PTA    ■

  うちの小学校ってば、いろいろと強くて、やたらと強くて、なんでもモデル校らしくて、サービス受ける子供たちにとっては非常に恵まれている環境だとは思うけれど、その保護者にとっては大変だわ。

  PTA役員を決める頃、不登校をはじめる保護者は、他の学校にもいると思う。
  しかし、そこにとどまらず役員を一回もやらないくせに「役員をやっているのは、好きでやっているのでしょう。」まで言う人もいて、そこまでいくと、自分の子どもも、もれなくサービス受けているくせに、その見下したような態度はなんだ?と思っちゃうわけ。

  うちの小学校は、近隣小学校にとってもはた迷惑なほど派手に強いので、そこの執行部をやるのは絶対無理だが、ちょっとは恩返しをせねばならぬ、他人事ではいかぬ、と、軽めの部署を希望したら、「この人パソコンできますよ。」とチクるママ友が今年は同級生。こいつ、裏切りやがったな、、、。担任含めクラス中が、言葉こそ丁寧だが、有無を言わせぬ雰囲気で迫ってきて、時間も迫ってきて、仕方なく違う部署に行った。

  翌日の部会では、部長決め。示し合わせたように俯く皆さま。わたしも右に倣って頑張って俯いていたのだが、時間は迫る。もうすぐ18時。一人で留守番しているペロが心配になってそわそわ。連絡係りという名目で部長を引き受けた。

  まったくもって、女の世界っていうのはあれよね。あれ。連絡係りですむわけないわよね。


  うちの小学校は他校で失言したPTA会長を更迭するような学校(というのも部長を引き受けたあとで知ったのだけれど)。

  なにか先生を追い出し、ある先生を入れたっぽい(というのも最近知ったのだけれど)。

  わたし個人に向ける顔と、他に向ける顔が違う百戦錬磨の淑女達(打ちのめされたわ)。


  そろそろわたしを更迭してくれないかしら、、、と思いながら、任期はあと5ヶ月。


  ここまできたら、部長を一回やったものは役員から逃れられるらしいので、その権利を手に入れたい。


  しかし、うちの部が本来やらねばならない活動が、かーなーり停滞している。マジっすか。って、結局働いちゃうんだろうなぁ。PTAはボランティア。ボランティアだからこそ、役目はある。


■    お仕事    ■

  今日はテントをもって本家スタジオ入り。先週結露したテントを広げて干しながら雑用。


■    国立科学博物館    ■

  今日は4時間授業。帰宅は13時半。ペロの友達を連れて久しぶりに国立科学博物館に行った。

  ルーシーにも会えた。今はホビットもいる。

  今日連れて行ったペロの友達とペロは、年長の頃一緒に国立科学博物館に行ったことがある。

  ルーシーと同じ背だったのに、今はルーシーより20センチくらい高い。二人が大きくなったことを実感した。

  そして、二人の言葉遣いの悪さも実感した(;^_^A


TOP     BBS    DIARY    OLD    NEXT

    体力がない    2012/11/13(火)

■    65リットルのザック    ■

  65リットルのザックを背負って、近所を一時間歩いた。ザックの中身は登山テント1泊用。いやぁ、前かがみになっちゃいますねぇ。きついっすねぇ。

  ということで、高尾山トレーニングはもう少し先。まずは近所でトレーニング。

  そうそう。高尾山程度の山でもトレーニングになるんですが、そのときは、2リットルのペットボトルに水入れた状態を5本(6本、7本はご自由に)つくり、登山するといいらしいですよ。それなら、本当に重ければ、水を捨てれば回復できますから。


■    ギャルゲー    ■

  最後にやったギャルゲーは、「ときめきメモリアル」(PSP)。
  全攻略までには至らなかった。というか、メインヒロイン呆気なくおちすぎ(笑)。一番攻略が難しいといわれた生徒会長をおとして満足しちゃった。

  一番はまったギャルゲーは「下級生」。あれもメインヒロインはそれほど印象にない。瑞穂だっけ?一応覚えているだけいいヒロインだったのでしょうね。みほちゃんや、まゆみ、みゆき、にはやられちゃいました。

  ギャルゲーの代表として「同級生」がよくあげられる。あれは画期的だが、わたしには響かず。


  というか、改めてほんっとーにセガってすごかった(笑)


  なんで、こんなに前ふりが長いか、というと、また長くなるのではしょる。わたしが気付かない間に泣きゲーとよばれるジャンルのギャルゲーが出ていたことを先週知った。

  大変便利な世の中であるので、ネットでがんがんに読み進み、key作品の泣き三作品「Kanon」「Air」「CLANNAD」のあらすじ、攻略まで脳内知識は全部入った。

  特に、「Air」はまずいんじゃないか、、、本当にプレイしていたら、ちょっと現実世界に帰るのが厳しいんじゃないか、、、と思った。PSPでも出ているようだし、泣きゲーの一つでもやってみますか、、、徒歩で行ける中古ゲーム屋に行くも、PS2のソフトしかない。今更PS2を買いますか、、、(;^_^A 買っちゃいますか、、、(;^_^A いやいや、うちには小学3年生の女子がいるし、、、(;^_^A わたし、お母さんだし、、、(;^_^A という葛藤がありました。


  そして、「クラナド」(全年齢対象)。アニメを見つけた。

  あらすじを知っていたので、ペロと二人で鑑賞。わたしはペロが寝たあと全部を視聴した。ペロは、渚が死ぬ直前まで見た。ちなみにペロには、クラナド、渚ちゃん、春原、など口が裂けても言わないように、と釘はさしてある。


  ああ、これってさー。ゲームでプレイしていたら、確実にまずいよね。
  こんないい年のわたしでさえ、プレイしていたらかなりまずかったと思う。ましてや、10代後半、20代がやっちゃったら、どうなっちゃうんでしょう。

  もちろん、映画や本で得た感動のように、自らの人生の糧にすることができる人も多いでしょう。
  けれど、ゲームって、そもそも映画などと前提が違って、ましてこの手のゲームは、主人公に自分を重ねていくのが基本なので、、、、大丈夫ですか?恋愛できていますか?結婚できますか?このすっごい疑似体験で、現実をよしとしていませんか?などと全く余計なことまで考えてしまいました。


  さて、「クラナド」のアニメがそれなりにいい出来で、なおかつレビューなどをみると、「アニメをみてよかったのなら、ゲーム(原作と彼らはいう)はもっといいので是非プレイしてください。」と書いてある。確かにそうだろうなぁ、、、、と、思う。プレイ時間をみる。きっと最後までプレイできないな。

  そんな体力がない。


  おまけの情報。
  わたしが、おおお!!!!と思ったゲーム「EVE burst error」の作者が、「yu-no」の作者であることを先週知った。そして、この作者は昨年亡くなったそうだ。非常に残念である。また、「yu-no」のwikipediaが詳しすぎてびっくりした。

  というか、改めてほんっとーにセガってすごかった!(笑)


TOP     BBS    DIARY    OLD    NEXT

    なんだかなぁ    2012/11/7(火)

■    復興特別所得税    ■

  ふと、銀行のHPに立ち寄ったら、

復興特別税

の文字が目に入りました。更に開いてみてみると、来年1月1日から25年後の2037年12月31日まで、所得税額に対して2.1%の復興特別税がひかれるそうです。

  引かれるのは、わたし達の預貯金の利息からです。

  皆さん、ご存知でしたか?わたしは今の今まで知りませんでした。11月30日に成立した「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」によるものだそうです。

  所得税額に対する、となっています。

  例えば100万円の預金があるとします。利息はその銀行などによりますが、仮に年利0.030%だとすれば1年預けて得られる金額は300円となります。

  今までは、これに所得税15%、住民税5%を引かれていました。計算すると、所得税45円、住民税15円、あわせて、60円さっぴかれ、通帳に記載される利息は、300円マイナス60円の240円です。

  復興特別税は、所得税額に対して2.1%ということですから、45円×2.1%で0.945ですから、ま、1円程度上乗せされるってことかな?ということは、61円ひかれるということ。

もっと、簡単な式があって、利息自体(300円)に20.315%をかければ61円になります。


  1円くらいならいいじゃない、、、と言えるは言える。

  でもね。消費税あがりますよね。赤字国債出しますよね。赤字国債は、支払えないと宣言している国の借金ですよ。


  ところで、復興とくれば赤十字。赤十字はどうなっているのか?うちも微々たる金額を義援金として寄付いたしました。多くの方が寄付されたことでしょう。

  
赤十字社義援金の23年3/14〜2024年の収支計算書

  これをみると、収入合計が約3141億円あります。で、支出は約3100億円。
  ちゃんと意味があるのでしょうが、東京都に約2億円の義援金が流れているのが個人的には全く分かりません。新潟の1億5000万も分かりません(新潟の地震は別枠義援金です)。風評被害とかいうのなら、それは義援金でまかなうものじゃないと思うのですがね。

  ちなみにね。ボランティアの費用などでかかったんじゃないの?という疑問があるかと思いますが、このPDFを見る限り、事務費用にさえあてていません。また、別ページでは、なお、「義援金」は、被災者に現金としてお届けされるもので、日本赤十字社が実施する復興支援事業には用いられません。 となっています。


  何か話しずれましたが、要はですね。これじゃ、経済活動が成り立たないという話です。

赤字国債を払うのは誰か?これ、国民ですよ。もし、国民が払わず外国が購入したら、日本はデフォルト起こします。日本は破綻します。しかも、日本は法人への所得税がハンパない状態で、企業は外国に逃げています。ということは、雇用がなくなります。雇用がなくなれば、安価な正社員、使い捨ての派遣でその日しのぎで生きていくよりほかなくなります。その上、消費税があがります。年金は下がります。生活保護受給者は右肩あがりです。どんなに預金をしたところで低利率の今、そこから更にとる。

  これで、何か買おうって気がするわけないじゃないですか?しかも、わたしたちの年代は早く死ぬような気がしているだけで、実は生きちゃう人が大部分なのですよ。


  また、更に、これからそれほど遠くない時期に、東京にも地震がくるとの予想が確信的に報じられています。おそらくそうなのでしょう。そうなったとき、また、これやるんですか?

  東日本大震災は本当に心折れるほどの未曾有の出来事でした。追い討ちをかけるように原発問題が拍車をかけます。ただ、敢えてひどいことを言えば、復興するのは、その土地にいる生きた人たちです。わたしたちは義援金で支援するだけ。

  阪神淡路大震災がどのように復興に向けて頑張ったのか詳しくは知らないけれど、多くの心の傷を持った人たちが、傷をなめあいながら、空元気を出しながら、必死で歯をくいしばり、時には負けながら、頑張ったと認識しています。わたしたち一般国民は、あの大惨事を前に義援金を送る、ボランティアに行く、程度しかできなかったと思います。

  わたしは、これでいいと思います。東日本大震災の報道番組を前に心が折れた人たちも沢山いると思います。でも、ね。東京が元気でなくちゃ。関西が元気でなくちゃ、九州が元気でなくちゃ!!バカみたいに登山道具を買ったりして、楽しく過ごさなくちゃ。毎日一眼レフをもって撮影に行って楽しまなくちゃ!

  わたしたち国民の金がまわらず、税金だけで復興できるなんて甘い!なにか根本的に間違っている、と思いました。


■    ペロの自由研究    ■

  ペロの今年の自由研究は、目の付け所こそ、本気で絶賛したいほど素晴らしいものだった。

  まだ3年生のペロに、わたしが出過ぎない程度に助け舟を出し、なんだか??という結果が出たが、まあ、それもよしとしよう。

  しかし、模造紙に「動機」「何を調べたいか?」「実験結果」「まとめ」を書くにあたって、靴下の囲いをつくるのはいかがなものか?左上からはじまった自由研究が右に流れ、ぐるりと回る書き方は何か?そのおまけのハートの囲いは必要だろうか?

  わたし的には、全く不要と判断したので、A4の紙に雛形をつくり、こうやれば人が分かりやすいよ、とアドバイスしたが、どうしても、サンタの靴下の囲いを書きたくて、吹き出しつきのバレエの写真も貼りたくて、挙句の果てには、その囲いの中に全ての実験結果を書くスペースもなく、、、、。

  でも、もういいや、と思った。


  そうしたら、ある日担任の先生にペロは呼ばれたそうだ。

「自分で考えたのですか?」
「3年生で一番だったが、書き方がよくなかったので(区の自由研究展示会)選びませんでした。」
「3年生の担任の先生はみんな感心していました。」


  といわれたそうです。その報告を受けて、

ほら、お母さんが言ったとおりでしょう?ほら、ごらんなさい!

  と、言ったのは言うまでもない。


TOP     BBS    DIARY    OLD    NEXT

    奥多摩キャンプ    2012/11/6(月)

■    テント泊渇望    ■

  
奥多摩に行ったのは3年前。コテージ泊。


  テントを購入し、手始めに奥多摩テント泊を企てたのは今年9月。そう。とりあえずそれほどは寒くなさそうだ。とりあえず凍死はないと思う9月。

  それが、ペロの吹奏楽部のすさまじいスケジュールと先月のバレエの小さな舞台と重なり、全然行けなかった。
  そして、3年前コテージで寒さに凍え、ペロを置いて帰る夢までみた同じ11月に、コテージよりも確実に寒いテント泊を決行することになりました。


  バカじゃね?

  という心の声を吹っ切ります。

  そう。あの3年前と違います!!

  年が…。そう。わたしは若干老いて、ペロはめきめき成長し、なんも持てなかった3年前のペロとは違います。
  (ペロの)寝袋、シュラフマット、着替え、ヘッドランプ、食糧、お菓子、手袋、ガムテープ、トイレットペーパー、銀色のペラペラシート、お水、本来不要な黒魔女さんシリーズの本3冊を入れた25リットルのリュックを背負ってくれるのです!

  わたしの装備は、昨年富士山登山で購入した38リットルのリュックに、ペロと同様のものプラス、テントセット、ガスバーナーセット(ストーブともいう)、薬などもろもろで、パンパン。


  寒がりで自己中のわたしは、夫を巻き込みます。夫が優しく「行こうかなぁ。」と言ってくれたのをいいことに、コットンマット、新聞紙を持ってもらいました。しかし、テントは二人しか寝られないので帰ってもらいます。

  今、ひどい女、と思った方もいらっしゃるでしょうが、夫ひろぼーは、自然あふれる鹿児島で育ったため、アウトドアが嫌いです(笑)。もし、彼がアウトドア派で、ペロが生まれる前にわたしをアウトドアに連れて行っていたら、わたし自身絶対アウトドアをしなかったと思います。

  そう。何もかも、自然の中にいるペロを見るのが好きなため

  わたしはアウトドアをしようと思ったのです。大自然の中にあっては、ペロはまだ小さくて、親のわたしの目にはキラキラしていて、笑顔も素敵で、生命感あふれていて、、、あまり憎たらしくないのです(笑)。そう。何もかも、わたしのエゴのためです。


■    即死状態    ■

  肝心のテント設営、寝袋敷いてまでの工程に1時間以上かかりました。山だったら死ぬかもです。

  肝心の食事。ガスも食糧もあるのに、バーナー(ストーブともいう)を忘れました。山だったら即死です。

  肝心のヘッドランプ。ペロのが電池切れでした。電池の予備も持っていっていたので一応大丈夫ですが、やはり下手したら即死です。


  奥多摩は即死しないところが素敵なところ。駅まで戻り、天ぷらそばを食しました。


■    テント場の状況    ■

  3年前は、テント泊の人が一組しかいなかったのに、連休だからでしょう。沢山の人。

  女性二人組。テントの他にスクリーンテント(広いテントみたいなやつ)をはり、夜中まで焚き火をしつつ料理しつつお酒飲みつつ静かに語り合っていました。
  家族連れも何組かいて、女性達と同様、スクリーンテント、あるいはスクリーンターフをはって、楽しそうにバーベキュー。
  うちの隣は、カップルでシングルウォールのテント(山用)。山用のテントはうちを含めて3張りくらいでした。

  あちらこちらで焚き火の火があがり、ペロのリクエストにこたえて焚き火専用の薪(600円)を購入。他人がやったあとに焚き火をするので設営せずともぼーぼーに燃える。



■    寒さ対策    ■

  11月の奥多摩は寒い。3年前、コテージで死ぬほど寒かった。

  テント泊で一番気をつけるのは、地面からの寒さ。

  グラウンドシート、テント、新聞紙、インナーマット、コットンマット、シュラフマット(エアーマット)、シュラフ

  で防衛しました。
  今回、ひろぼーが、新聞紙、コットンマットを持ってきてくれたけれど、山に行くときは、この二つはありません。あ。新聞紙くらいは持っていこうかな、、、うーん。ま、山でのテント泊は夏しかしないと今は決めているので、とりあえずいいかな。

  シュラフマットは、モンベルの120センチ。身長足りない部分はザックで。このシュラフマットが優れているのはペロとわたしのがつなげるところ。もちろん軽量、小さいというのもある。


  シュラフは、二人ともモンベルのウルトラなんとかスーパーなんとかダウン。わたしがより寒がりなので2で、ペロは3。そしてペロのは、左側にファスナーがあるタイプを選んだので、右側にファスナーがあるわたしのとつなげられる。抱っこできるね。ここが一番の利点w。


しほ用

ペロ用

  そうそう。これだけでは寒さは防げません。服は大切よ。

  山用の子ども用って少ないので、一番品数豊富なモンベルでそろえました。今までユニクロだらけでやっていたのだけれど、肌着が一番大切らしいので、モンベルの肌着(ジオライン)、シャツ(ウィックロン)、フリース(クリマプラス100)、靴下(ウィックロン)を今回ペロのために購入。ズボンはユニクロ。ダウンはユニクロでいいんじゃない?と言いながら未購入(;^_^A 。

  わたしは、ファイントラックのすけすけの下着、モンベルの下着上下、長袖、タイツ(ジオライン)、シャツ(ウィックロン)、ウール100%(ミッシェルクラン・ひろぼー母から10数年前の誕生日プレゼント)、エルブレスのダウンジャケット、登山用のズボン、靴下。


  ペロが持ってきてくれた銀のペラペラシートを寝袋の上にかけて、ひとつずつカイロをくっつけて。さ。寝るぞ。

  ペロが寝返り打ったり、なんだかんだやると、冷たい空気が入ってくる。頭寒い、、、、と帽子をかぶってみる。

  気付くと寝袋が結露で濡れている。銀のペラペラシートをはがし、換気を行う。さ、寒い。


  それでも、どうにかこうにか眠れました。11月の奥多摩で寝られれば、山でもなんとかなるかもしれない、とほんの少し自信めいたものが、、、w


■    ペロの感想    ■

  翌朝、よく晴れた空に、ペロが起きだし、一人でお散歩していました。

  あまりにもよく晴れた空で、二人で青空に影送りをしたりもしました。ペロは夜ずっと怖かったそうです。でも、楽しかった、とは言ってくれました。





■    ザック購入    ■

  どうやら、わたしとペロの体力次第でテント泊縦走ができそうだな、、、と変な自信をつけたので、38リットルサイズのリュックに見切りをつけ、65リットルのザック(オスプレー/エーリエル65)を買いました。

  これから、この65リットルのザックを背負って、まずは街中を歩いて訓練、そして、高尾山で訓練。あ。ペロも25リットルのリュック背負って高尾山行こうね。


TOP     BBS    DIARY    OLD    NEXT