ペロは小学3年生 2012/9/18(火)
■ ゆとりでなくなった小学生 ■
ゆとり教育がいいか悪いかは分からない。
しかし、現実ゆとり教育ではなくなった。
土曜日が毎週休みなのに、わたしの時代と同じレベルの勉強を習得する、ということは、非常に非常に大変だ。加えて、ゆとり時代に導入された英語教育、運動系、地域密着型教育なども継続しているから、尚更大変さは増す。
例えば、小学1年生は一週間中すべて5時間授業だ。小学2年生はプラス週一6時間授業。3年生は、週2回6時間授業があり、あとは5時間授業。
それでも足りず、月一回は、学校公開とくっつけて4時間授業を行っている。
今現在、ベースとなる時間割はあるものの、毎日連絡帳に明日の時間割を書いてきて、それをみると、国語国語算数算数社会などと書いてあって、何が楽しいのか、、と思ったりする。
更に更に、1時間はかかる宿題が出される。しかし、本当ならこれでも足りない。
ペロは恐らく平均的な子で、宿題は必ずやる。親の世代は、一つの漢字をノートに一ページ、あるいは10回など書いた気がするが、ペロたちは、2回書いただけで覚えなくてはいけない。それほど時間がない。
そりゃ、無理なんですよ。
一本足りない漢字や、一本増えている漢字、日が目になっていたり、東が車になっていたりは日常茶飯事。
漢字だけで、「おいおい。日本人なんだから。」とお説教時間が増えていく、、、そして時間が更になくなっていく。
■ ペロの発言 ■
ちゃんと憎たらしく、時々可愛い、という健全な成長をしているかにみえるペロ。
何しろ上記のように生活にゆとりがないものだから、ペロも癇癪を起こすことが多いし、忘れ物、うっかりミスなど多い。
ー信用問題ー
夏休みが終わる頃、新学期の準備をするために点検したら、かなりの物が足りない状態だった。
「ペロのことを信用していたのに」
と、言ったら、
「ちゃんとみてから信用してよ。」
と、返された。非常にごもっとも。
ー読書ー母の美醜ー
非常に時間がない中、必死で遊んでおります。『りぼん』という懐かしい漫画雑誌を購入するようになりました。
中学生の恋愛漫画がひしめく中、『絶叫学級』が一番の楽しみである。
今月号は、誰もがうらやむ美貌の女子中学生が、醜い母の容貌を徹底的に嫌う話だった。醜い母は、娘の髪の毛のエキスを吸うことにより、娘の美しさをとっていき、娘はどんどん老いていく。最終的には母は美しい少女になり、娘は車椅子に乗る老婆になる。
ペロは、
「ペロはお母さんのこと、、綺麗だと思っているから。醜いとは思っていないから。」
と、恐れていた。
母は母で、楳図かずお先生の『洗礼』を思い出す。小学生のわたしにとって脳が飛び出るくらい怖かった漫画だ。『洗礼』を詳しく説明しているHPがあった。ひぇ〜〜。場面が目に浮かぶ。ペロが「なになに?」と聞いてくるけれど、こんな恐ろしいあらすじはさすがに話してあげられませんw。
ー交渉ー
相変わらず道に迷っている。何回も行っているバレエショップが見つからない。前回、ペロと行ったとき、
「お母さんは覚えられないから、ペロが道を覚えて。」
と、言っておいた。またも迷ってぐるぐる回るハメになり、ようやく見つけた。
「ね。ペロ、覚えておいてね。」
と、頼んだら、
「漢字を忘れていいなら、覚える。もう、ペロはいっぱいいっぱいなの。」
と、答えられた。ペロの漢字のいい加減さを思い出し、ぐっと詰まった。
■ 自由研究 ■
今年の自由研究。
我が家は高架下を通って帰る。この高架下を通るとき、お説教タイムになることが多いw。
「高架下をお母さんに怒られて下を向いて歩いていたら、(高架下の照明で)影が影を飲み込むように生まれて分かれて、1つだったり3つだったりするのに気づいたの。それを自由研究にしようと思うの。」
いつも行っているスーパー。自動ドアと手動ドアが並んでいる。
「お母さんを待っているときに、人の数を数えたら、自動ドアが10人で、手動ドアは0人だったから、それを自由研究にしよっかなぁ。」
いずれも、言ったのは夏休み前。素晴らしいではありませんか!?目の付け所がいい。面白そう。頑張れー!
と、励ましながら、頭の中で何を調べて何を研究しどう終着するのか、3年生には重い課題だ、と思った。だから、学校があるうちに、担任の先生あるいは理科の専門の先生に相談してこい、と言いつけたが、相変わらず(遊びにも)お忙しいペロは聞く時間もなかったらしい。
どんどん時間が過ぎていく。もう8月も後半だ。どうすんだ?どうすんだ?気が気でならない。
わたしが出て行くと、わたしの自由研究になってしまう。3年生の実力でできる自由研究にしてあげたい。しょうがないので、区の科学博物館に連れて行き、研究員に相談にのってもらった。きちんとメモして賢そうなペロ。やる気がありそうなペロ。
さ、これで、わたしはサポートだけで、、、と、安心した。
ペロが「お母さん、ペロ、自由研究頑張ったよ。」というので、優しい笑顔でペロのノートを覗いてみたら、、、、笑顔がはりつき、こわばっていく。
まず、表紙。
「研ぎねこ(とぎねこ)」「究め鳥(きわめどり)」というキャラが生まれている。それぞれ、「やるにゃー」「きわめるよ!」とセリフが書かれている。ペロはくりくりヘアのドレスの少女。
次のページには、
カラフルな8月のカレンダーが書かれてあり、8月前半〜中盤「ずっと遊んでた。」と表示。8月19日「自由研究をやっていないことに気づいた日!!」とあり、くりくりペロ、研ぎねこ、究め鳥がびっくりしている。
次のページ。研ぎねこが「どうしてペロはわからないのかなぁ?」といい、ペロ少女は涙を浮かべて「どうしてそんなにおこるの?」。
次のページ。どうも研ぎねこがシビレを切らして何かを探しに行ったらしい。年長時代のペロが自転車に乗っている写真が貼ってあり、「よし、探しにいくぞ。」と吹き出しがつく。
次のページ。これからの研究予定が書かれている。「8月25日までにこれを終えてシールを買いに行く」
ペロちゃん。これは一体なんの自由研究なんでしょうか、、、、、?
作品自体は超面白いんだけど、えっと、、高架下の自由研究になっていないから。しょうがないので、段ボールに5センチ刻みでくぼみをつくり、そこにヘッドランプを固定できるようにして、人形の立ち位置の線も5センチ刻みでつくる。これで、高架下の影と同じような影ができるかやってみそ。嬉々としてやるも、記録がいい加減。この時点で結構わたくし頭にきていたが、ぐっとこらえて、敢えて言わず、まとめに入らせる。まとめもいい加減。貼るな、切るな、と再三言ったにも拘らず、自分のバレエの写真を貼り、「バレエの照明も同じかもね!」と吹き出しつき。そのバレエの写真は一枚500円のもので、二度と手に入らないのにぃ!!
かくして、ペロの自由研究は終わりました。今、教室の外に貼られていますが、ペロのバレエの写真がものすごく浮いていますw。
■ 吹奏楽部 ■
ただでさえ忙しいペロ。
おっかしいなぁ。習い事はバレエ一つだけなのに、、、これじゃ、遊ぶ時間がないじゃない、、、。母としても非常に気がかり。
ペロの小学校には強力な吹奏楽部がある。入学する前から(あんな小さいときから楽器に触れられるっていいなぁ。)と普通に思っていた。
さて、今年、吹奏楽部の先生が変わった。今までだって吹奏楽部は過密スケジュールだったのに、今年から更に過密スケジュール。
週4回朝練。週3回午後練。土曜は9時から4時まで。2ヶ月に一回(下手したら月に3度)演奏機会がある。
吹奏楽部には3年生から入部できる。
家族3人でかなり迷った。これ以上忙しくなったら、ペロのいいところがなくなってしまうのではないか。バレエをやめさせるか?
ペロが、「4年生になったらやる。」と言った。それは全くOKなのだが、ペロの母だから違う心配事。
「4年生からやったら、3年生からやっている子の方がうまいけれど、ペロはちゃんと負けないでやれる?」 「できない。じゃ中学生からやる。」 「中学生になったら、小学校で4年間やった子の方が上手いけれど、負けないでやれる?」
「できない。ペロは一生やらない。」
(@_@。や、やっぱり、、、、。
たかが9歳の時点で、一生楽器をやらないという選択肢を選ばなくちゃいけないのっておかしい。そう。吹奏楽部はね。任意のクラブ。なら、辞めることは自由。9歳で一生楽器に触れない決意をするくらいなら、楽器に触れて辞めた方がまだマシ。
ということで入部させました。
ペロは相変わらずペロですから、自信がないことにはチャレンジせずむくれて癇癪をおこす。他人だらけの吹奏楽部で、軽くいつもどおりの態度をとって、先輩方からひんしゅくを買っていたようだ。先輩方といっても小学生ですから、ペロの態度に対する態度も結構容赦ないようだった。
夏休みには、自分の楽器のクラリネットを持って帰ってきた。母は下手に出て、クラリネットの教えをこう。ペロはちょっといい気持ちで教えてくれる。いやぁ、クラリネットって難しいんだねぇ。中々音が出ない。音が出ても貧相だ。高いシ、ドはお手上げ。吹奏楽部内ではお下手だったと思われるペロは、もっと下手な母を前に自信をつけ、メキメキと上達していく。
毎日の練習を積み上げ、いい音が出せるようになった。
そして、お披露目会。本番は見られなかったけれどリハーサルを見た。
ペロに限らず、本当に3年生のどの子も可愛くて一生懸命で、チューバなんて自分より大きいくらいで、みんなみんな頑張っていて涙が出そうになった。
ペロは本当によく頑張っていました。ペロはお辞儀がとても綺麗でした。そして、音がとても綺麗でした。
■ リレーの選手 ■
「ペロは足が遅いだろう?」
と、数度、本家のH先生言われた。
「ペロって足遅いでしょう?」
人の運動能力など思っていても口にしない助教師が言ったこともある。
そのたび、特に否定も肯定もしなかった。というのは、確かに走っているスタイルを見ると足が遅そうなのである。でも、実際に走ってみると速いのである。
そんなペロがリレーの選手に選ばれました。全く喜ばしいことです。うわぁ、すごいね!がんばれー!
そんなペロに、リレーの朝練、午後練が入りました。そんなわけで、
キャンプに行けなくなったじゃないのー!(号泣)
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