ペロに逃避 2010/10/1(Fri)
とことんわたしは今精神的にも肉体的にも不調で、ただ、週末の子ども達のバレエのお手伝いだけ元気、という状態。本日は都民の日。故に学校はお休み。ペロと一緒にどこかに出かけようとしていたが、結局は近場の図書館に行くにとどまる。今、わたしはクヨクヨに時間がかかっているが、ペロは相変わらず明るく面白いので、今日はペロの話。
■ 字を丁寧に ■
ペロの字はいい加減だったが、6月のある日、わたしが徹底的にしつこく注意したため(その記憶はペロに残っていない)か、非常に丁寧な字を書くようになった。誰の目にも明らかに綺麗になったので、褒めたら、本人もいい気持ちになったらしく「字をていねいに」という目標を掲げる。お?やっとその気になった?と期待しつつ2学期突入。漢字とカタカナがはじまった。
また、いい加減な字になっている、、、。え?字を丁寧に、の『字』ってひらがなのこと???
フィニッシュライン早過ぎるから(;^_^A
■ 百人一首 ■
ペロの学校は全校あげて百人一首をやる。そのため私の母からの最後の誕生日プレゼントは百人一首だ。7月に宿題で百人一首をもって帰った。そのとき、学校では毎日何かの暗唱にチャレンジするのが常だった。
「この百人一首を覚えて明日暗唱してごらん。多分1年生で1番だと思うよ。」
覚えさせ、意味も教えた。予測通り、暗唱は1年生で一番乗りで、学活中担任の先生に名指しで手放しで褒めてもらったようだ。そこから味をしめ、毎日一首ずつ覚える。よしよし。
この日記を読んでくれている方はご存知かと思うが、ペロという子は、流行りものに見向きもせず、だからといって、孤高を保つわけでもなく、できないものにチャレンジするのを嫌がり、ちょっとした障害に泣きわめいて逃げようとする。別に泥団子がつくれなくても、自転車に乗れなくても、指あみができなくても、縄跳びができなくても、あやとりができなくても、ひとつひとつはどうってことない。でも、全部できないっていうのはどうよ?で、できないから友達と一緒に遊ぶことができず、癇癪をおこすのってどうよ?とかねがね思っていたので、百人一首で彼女に自信をつけてもらおうと思ったのだ。
一学期終了時、ペロは百人一首トップで終わる。さ、夏休みだ。何回となく「今日は百人一首やってみる?」と誘いをかけるがのってこない。
世の中努力するやつはいるのだ。夏休みがあけたら、多くのこどもが覚えてきて、ペロは目立たない存在になった。
ああ、ここまでお膳立てしてやったのに、、、なに、のほほんと「○○くんはすごいのよ。もう90首覚えたの!」「??くんには誰も勝てない。」「ペロ?うーんとねぇ。ペロは勝ったり負けたり(^-^)」
なにゆえ、お前は、「悔しい」という感情をもたないのか、、、。百人一首に限らず、運動系でもなんでもそう。
2学期の保護者会が終わったあと、百人一首の特訓をトラウマ並にほどこした。本当はねぇ。母はこんなことしたくないんだよ。小学生のわたしはひとりで覚えたよ。君には、こども用の百人一首の解説本も、CDも、百人一首そのものもあるでしょう。このトラウマの翌日から自分で覚えるようになったのは、やっとの進歩。
■ 間違いさがし ■
ペロはお化け系が大好きである。借りてくる本は、幽霊レストラン、お化けレストラン、呪いのレストラン、とにかくレストランがついている怪談話である。なぞなぞも好きになったようである。『お化けのなぞなぞ』という本を借りてきた。一緒にやってほしい、というので、やってみる。間違い探しでペロに見つけられないのが出てくると、ペロは即座に「教えて」という。「すぐ分かるから探してごらん。」と言うと、べそをかく。果ては癇癪を起こす。
嘘でしょう?普通、相手が教える、と言って泣くならわかるけれど、、またしても、お前には「悔しい」という感情がないのか、、、。
あ!!と気づいたことがある。みなさんもご存知の「ウォーリーをさがせ」。あれが一時期幼稚園ではやった。ペロと一緒にみると、見つけられないのはすぐに人に任せる。「ウォーリーをさがせ」の趣旨分かっていますか??ペロの友達は、軒並み勝手に教えると癇癪を起こしていた。自分でさがすのが楽しみなんです。あれは。だから、君は教えちゃいけないんです。で、教えてもらっちゃダメなんです(笑)。
■ よみがえりレストラン ■
毎日借りてくるレストラン系の本で、よみがえりレストランのひとつの話が気に入った。
インドのカースト制度で仏教の教えを知り得ない階級の4、5才の男の子が仏教の話をしはじめた。高僧が男の子の家に立ち寄り、話を聞くと、誰もが知っている高僧の生まれ変わりだという。試しに生前の彼が教えていた学校の様子を聞くと、木の位置や学校の様子が的確だ。また、語る話がすごい。この生まれ変わった男の子を連れて仏教の学校に行った。生徒はみんなこの男の子に学びたいと言った。男の子もここで勉強したいと言った。
しかし、カースト制度があるから、この男の子がこの学校に行くことは許されませんでした。
ペロに付き合わされて、たくさんの怪談を読んだが、これが一番の怪談だと思う。
■ 長島茂雄 ■
「お母さんはどうして阪神ファンなの?」とある日聞かれた。
わたしが阪神ファンになった経緯には長い長い背景がある。阪神ファンになる礎のひとつは、長島茂雄である。
わたしが子どもの頃、子どもにチャンネル権は一切なかった。親がでかけたときこそチャンスである。ある日、親が出かけた。兄弟3人ワクワクである。アニメがはじまる。テレビをつけた。本来ならアニメをやっているはずなのに、テレビで、「巨人軍は永遠に不滅です。」と言っている人がいる。
仕方がないので、第2候補のアニメにチャンネルを変える。「巨人軍は永遠に不滅です。」と言っている人がいる。
なんじゃ、こりゃ!!!
チャンネルをいくら切り替えても「巨人軍は永遠に不滅です。」
お母さんはね。本当に本当にいつもアニメを見られないから、すごく楽しみにしていたのよ。
「ふぅん。巨人軍は永遠に絶滅です。かぁ〜」
爆笑した。いや、不滅ね。不滅。と訂正しても、恐竜絶滅でなじんだ絶滅の方が言いやすいようで、中々訂正できず、何度も絶滅宣言を聞きました(笑)。
■ 2回 ■
なんの話でなったのか今となっては思い出せないが、「パパはね。いかにも優しそうだし、言い方も優しいし、、、ね?ペロも、あちこちで「いいパパね」と言われるでしょう?」と問いかけたことにはじまる。
ペロはあっさり肯定し、「うん。近くのスーパーでも、パパに似ているねぇ、パパと一緒でいいねぇ、パパは優しいねぇ、と言われる。もう数えきれないくらい言われる。」
そうだねぇ、で済ませればいいものを、しほは地雷を踏みに行く。「そうでしょう、、。ねぇねぇ、反対に、いいお母さんねぇ、と言われたことある?」
「2回だけある。いいお母さんねぇって言われた。でも、その2回は同じ人が言ったの。」
わかっていたこととはいえ、動揺する。ペロもちょっとマズイと感じたのか、フォローする。
「ほら、お母さんはね。いつも一緒にいて、みんなお母さんのこと知っているでしょう。パパはみんな知らないから、いいパパねぇ、って言うんだよ。」
やっぱり、ペロは時々頭がいい(笑)。
■ クライマー ■
夏にペロをロッククライミング施設に連れていった。登れ。案の定泣きモードだが、はじめに言い聞かせていたので、結構頑張った。


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