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スタッフなので9時入り。 がんがん荷物を運び、衣裳を出す。楽屋が狭いので、H先生(ジャズの女性の先生)と一緒に楽屋つくり。あとは、何の役にもたたなかったけど、照明さんに言われてフロント(本番で照明さんがいるところ)に昇る。いやぁ〜、すごいよ。高いよ。びびるよ。こんなとこに昇る(登ると書いた方がいい位)ことなんて、普通あり得ないことなので、それだけでちょっと嬉しい(笑)。 一段落して、楽屋に戻ると人がうじゃうじゃ。大きい子達も大人の楽屋に入っている。大人だけでもすさまじいのに、、、早目に自分の場所確保しよっと。 背後で、こどもたちの楽屋で、こどもたちのお化粧がはじまっている模様。敢えて無視して自分のお化粧。だってさー。地塗りくらいはできるけど、わたしに目任せたらエライことですよ。誰かに「しほもやってよ。」と言われるかとドキドキしたけど、みんなも目をしほに任せたらエライこと、と思ったのか特に注意はない。早目にきた共演者のN・Tさんと並んで仲良くお化粧。 今日は、なんでかビシバシ決まる。嗚呼、感動!しほは、初めて自分でお化粧できました。(下のアイライナーのみ手つけず) 因みに今までのパターン。自分でやる。途中で不安になり、H先生や以前いたプロのダンサーのところに行く。二人の美意識でお化粧をおとされ、全部やってもらう。うちのスタジオには、辛口じゃない人がいない位ですが、ほとんどの人がわたしのお化粧を褒めてくれる!やった!なぜ、今日、カメラを持ってきていないんだ!!珍しく美人になったわたしは上機嫌。 ここへ、ジャズのベテラン組が到着。約20年いるDさんが、「ルイジやるわよ。」。長年いる人がくると、本当にほっとします。今回、初めてさんが多いので、楽屋の席の取り方、時間、全てがちょっとおかしい。 一緒にルイジをさせてもらう。身体がほぐれてきた。ルイジと入れ代わり、Kさん(バレエの先生クラス)が、初級クラスの方を連れてバーレッスン開始。その横で、タンジュ、デガジェ、グラン・バトマンとポール・ドゥ・ブラ、バランスだけを念入りにやって身体ならし終了。 楽屋に戻ったら、「スタッフ弁当を食べてください。」と言われる。そんなものがあったとは、、、(ーー;)。時間をみると12時。1時からリハーサル。消化を考え、焦る気持ちをおさえつつ、ゆっくり廊下でいただく。30分近くかけ食べ終わり、急いで楽屋入り。 服を脱ぎ、近くにいたN・Tさんに身体にパンケーキを塗ってもらう。近くを通ったH先生をつかまえ、「下のラインひいてください。」と頼む。口紅をつけ、こどもたちの楽屋に急いで行く。 |
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『お手伝い(1部)』 H先生、Kさんの指示を仰ぎつつ働く。大道具出したり、大道具仕舞ったり、小道具出したり、こどもたちの着替えを手伝ったりで約1時間半。途中、こどもの頬をぷにゅぷにゅして、疲れを癒す。 『ポアントの演目』 この間の舞台練習のときはリノリウムがはられておらず、ポアントすら履けなかった。初めてのポアント。ポアントを必死でならす。この間、誰かからアドバイスをもらった。自分の演目を一度裏で踊る。これが一番のポアントならし。つーことで、裏で全部踊る。時々動きが止まる。ああ、やっぱり緊張している。振りが抜けている、、、(ーー;)。 さて、舞台。 初めの登場は、裏向きでパ・ドゥ・ブレ。舞台袖から用意していたが、リノリウムの下にコードがあり、つまずきそうになる。本番では気をつけないと。 男性と組むピルエット。男性が力で回してくれる(ーー;)。先生からマイクで「怖い顔するな!」と声が飛ぶ。思わず笑う。 みんなで踊るシーン。がんがん踊る。笑顔が一応でるけど、まだ固いかもしれない。先生からは、「もっと明るかったぞぉー」との声。 ところで、嫌な大発見しちまいました! 客席に向かっての回りもの。ピルエットやフェアテや、ピケ・アンドゥダン。めちゃくちゃ怖いです。空中でやっている感じです。舞台からおちそうです。足すくみまくり。あとで練習しなくちゃ。 『ジャズ』 髪の毛くずすのが嫌なので、本番はポニーテールにするけど、お団子のまま踊る。 H先生がすぐ近く。なんかとっても安心。 ところで、みなさん、驚いてください!!あの、わたしを長年にわたって苦しませ、先生も周囲の人も悩ませ続けたピルエットを5回とも成功させました!!本人が一番びっくりです!なんで、今、本番じゃないんでしょうか!?しかも、相変わらずなんでできたかの原因は不明。(できたのは、アウトパッセのバレエのピルエットではなく、インパッセのジャズのピルエットですが、、。) ピルエットができるわたしに何の怖さがありましょうや。いやぁ、ジャズって楽しいよねぇ!ルンルン気分で踊る。 『最後の演目』 リノリウムすべってない?あれ?わたしだけ?今まで、ふらついたことがあった所も、ふらつかなかった所も、ふらつきまくり。途中からペアを組むK・Mさん。わたしがふらついたら、伝染してふらつく。K・Mさんの方が身体大きいんだから、支えてよ、、。と自分勝手な理屈。あとで、見ていた人から、「しほちゃんのところだけ地震がおきてたね。」と言われる。 ふらつきまくりのわたしの緊張は加速度的に増して行く。振りを忘れそうになる。調子にのっていきすぎる。人を蹴る。ピルエットは横っ飛び。こどもを出す音楽をはずす。こどもと組む踊りで、ピンスポットをはずす。やれやれ。今が本番じゃなくてホントによかった、、、。 |
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こどもたちのお手伝い。段取りは同じだけど、、、。わたしにしては、珍しくいろんなことに気付き奔走する。 こどもたちは、バリエーションをのぞけば、全部で6作品。 はじめの作品に出た女の子の一人が失敗した模様。この子が楽屋で泣いてしまう。ほら、女の子は泣いちゃダメよ。綺麗な顔が台無しになるわよ。って何年か前に失敗したとき、わたしも泣いてしまったから痛いほどよく分かる。一生懸命慰め、元気づける。さ、頑張ろうぜ!他の子も「シューズが脱げた!」と明るく報告してくれる(笑)。君くらい明るいとおねえさんは嬉しいよ、、、。シューズを確認する。 ベビーさんたちは、朝から起きていたせいで、おネムらしい。はしゃぐ声がない。みんな、ぼーっとしている。頬をぷにゅぷにゅして覚醒を促す。 裏で、「○○がない。」「××がない。」との声がする。わたしにしては、珍しく第六感が働き見つける。こどもたちの舞台はほとんど見れなかったけど、なんだかよくわからない内に終了。 さ、自分のことに専念しましょう。 |
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リハーサルと同様に裏で踊ることによって身体をならす。幕がしまっていたので、舞台でも少しならす。幕がおりていると、さっき危なかった回りものができる。これが本番だったら、いいのに、、。 H先生から、「ブリブリでいってらっしゃい。」と言われる。おいら、奥ゆかしいから、、との言葉を呑み込む。沢山の人が笑顔で、「頑張れ!」のサインをおくってくれる。すごく嬉しかった。さて、はじまった。 ソロ。 パ・ドゥ・ブレが細かくできたかどうだか緊張して覚えていません。演技もできたかどうか覚えていません。1番アラベスクはちょっと粘れた気がする。でも、その後のアラベスクは崩れました。笑顔は出なかった。でも、微笑んではいたんじゃないかなぁ。 アダージオ。 出るタイミングがあってたかどうかわからない(笑)。手は合っていたような気がする。ピルエットは、1回もきちんと回らなかったような気がするけど、Y君が回してくれた。大仕事お疲れ様ぁ♪ みんなで踊る場面。 かなり楽しい。笑顔は出た。これってね。本当に珍しいこと。あそこまできちんと笑顔ができたのは初めてですもの。その代わり、いろんなとこが怪しかった。長いチュチュで良かった。 幕が開いていると、やはり空中で踊っているような気がする。ピケにいたっては、人より、半回転、もしくは一回転遅れていました(ーー;)。 でも、笑顔でカバー! ああ、ビデオ観るの、、、とてつもなく怖い、、、。 |
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着替えに時間がかかる。うんとね。出番終わった人は着替えする人の邪魔にならないようにしましょうね。優しく言ったつもりだけど、反感をもしかしたら買ったかも、、。全身の鏡の前には、初級クラスの人の衣裳が積み重ねられている。衣裳を脱ぎっぱなしで帰り仕度するのはやめようよ、、。と言いたいところを抑える。「衣裳をこういう形にするのはよくないと思うけど、、、。」とだけ、意見するけど、誰も聞いちゃいねー。 ポニーテールにする。この時、恐ろしい予感に襲われ、思わず口に出してしまう。「さっき、ピルエットできたのはお団子のおかげかも、、、。」みんなが受ける。「報告してね〜。」と明るく送りだされる。 さて、エンディング。 やはりピルエット回れませんでした!!(号泣)でも、リハーサルほどじゃないけど、笑えたのでよし、とします。 ( ̄□ ̄;)!!いつも親切にしてくださっているOさんに「列が分かれるところは、しほちゃんたちは前にいって。」と言われていたのに、全部忘れていました(激汗)。あれほど、親切にしてもらいながら、忘れてしまうなんて、おいら人間失格ですね、、。 楽屋に戻ったら、「ピルエットできた?」と多くの人に聞かれる。「1回転半のピルエットでした。」と報告する。「やっぱりお団子じゃなかったからね〜(爆)」とみんなで納得する(笑)。 因みに発表会終了後、全く踊りと縁がない友達が、「しほちゃんのは顔が笑っているけど、他のジャズの人たちは身体で笑っている。」深い言葉でございます。負けました。 |
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着替えの途中、いつも親切なOさんが必殺化粧を守るスカーフを貸してくださる。着替えも手伝ってくれる。今回、沢山の方にお世話になっているけど、Oさんには甘えっぱなしです。なんもお返ししてないし、、、(ーー;)。K・Mさんも、さっきのリハーサルで不安になったんだろう。「○○はもった?」と、こどものように世話をしてくれる(笑)。 基本的にふらつきませんでした。 ピルエットは相変わらずでした。時々臆病になったりもしたけど、基本的にいい気になって踊りました。リハーサルで失敗したところは、ピルエットを除き、全部大丈夫だったような気がします。ただ、それに気をとられ、思いきりさが足りなかったような気もします。あ、シェネでは後ろの幕に突っ込んだ気がします。気がしてるだけかなぁ(笑)。 こどもたちとの絡みもそこそこでしょうか。 何度も出たり入ったりを繰り返したので、時々こどもの頬をぷにゅぷにゅして緊張をほぐしました。いやね。こどもの頬って大抵気持ちいいんですけど、うちのスタジオには、ちょっと負けないいいほっぺたを持ったこどもが一人いるので、とても気持ちが和むのです。 なんだかよく分からない内に発表会終了。 後片付けがんがん。車に積み込む。なんだかよく分からない内に、10時を時計がさしている。ここに至って、わたし宛の綺麗なお花を見つける。遠くからきてくださったうさまるさん。ありがとうございました。 今回の発表会は、自分で言うのもなんですが、かなり努力しました。努力してこの程度ということがお恥ずかしいですが、、。それでも、笑顔がでたのは収穫です。笑顔で誤魔化していたらダメですけどね。あとは、舞台で初めてピルエット2回に挑戦しました。いずれも1回転半という代物しか本番では披露できなかったのですが、これで、少しピルエットに対する恐怖心がなくなればいいと思います。あとは、もっと舞台に慣れないとダメですね。舞台で回りものがあれほど怖いとは思いませんでした。 こどもたちのお手伝いをしたので、自分の時間というものが殆どなかったのが幸いしたのかもしれません。あまり緊張はしませんでした。あの程度のプレッシャーなら勝てます。 実は、今回の発表会は、ちょっとしたミスでも、先生からかなり怒鳴られて、「また、転ぶのか!?また、振りを忘れるのか!?」と再三言われました。これには、練習することでしか返せませんでした。この練習が実のある練習だったかどうかは別として、、。ある意味、気が触れたように練習を繰り返しました。尋常ではありませんでした。本来なら、ずっと支援してくれた主人に感謝の言葉を述べながらやるべきですが、それすらしませんでした。なぜなら、これはわたし個人の戦いであり、勝たなくてはいけない戦いだからです。たかだか趣味のバレエですが、死にもの狂いでしたので、周囲の人を気遣う余裕もありませんでした。 Kさんからは、「もうそろそろ結果がほしいでしょう?」と、発表会前に言われました。そうです。結果が欲しかったのです。H先生の振付けは、基本的にクラシックバレエではありません。それが基礎としてあると考えてもらえばいいような気がします。でも、彼がわたしのバレエの先生で、彼の振付けが踊りたかったから、長年、下手の横好きで、わたしは彼のスタジオにいます。まだ、ただの1度もきちんとH先生の振付けを本当の意味で踊ったことのないわたしは、今回、一つの動きでもいい、その動きから、H先生が連想されればいい、と思っていました。ビデオにそもそもわたしが映っているかどうか疑問ですが、その中で一つでもH先生が連想できる動きをわたしがやっていればいい、と思います。 この日記にしても、人に読んでもらうことを想定せずに書き連ねました。読みにくいところも多々あったと思いますが、もし、読んでくださった方がいらしたら、本当に有難うございます。しほは舞台で楽しく踊れましたよ♪ |