バレエをするぺロ  2003/12/22(Mon)

  ぺロの風邪は金曜夕方しほにうつり、エクソシスト並に戻した。

  先日の赤ちゃん会に出席した何組かは同じ状態になっているらしい。おそろしい伝染力だ。他のお母さんから、「絶対病院に行った方がいい。」と言われ、地軸が狂っている中病院へ行く。医師から、母乳育児を一時中断するようにすすめられるが、ぺロが病気の今、それは酷で無理である。なるべく影響がない薬を処方してもらっている間に院内でまたしてもエクソシスト。皆さん、なんていうの?きつい風邪とかそういうこと言う前に、なにせエクソシスト、非常に衝撃的な風邪なので、気をしっかり(笑)。


  母乳にあまり出ないとはいえ、無ではない以上、薬に手をつけるのは気がひける。けれど、翌土曜日、「こりゃ、胃に穴あいているでしょ!」という程ギリギリきたので、母乳を与えた直後、薬に手をつけちゃいました。ただ、ぺロにとっての就寝前の母乳は甘える手段なので、キーキー泣く。はいはい、あー、うるさい、あー、うるさいよ。と寝てしまえば、ぺロも諦めて寝る。


  翌日曜日は、わたくしの誕生日。
  相変わらず1番に祝ってくれるのはiMacで2番に祝ってくれるのはさち(笑)。
  ひろぼーはダウン。アンドまたしても喧嘩の最中だったので、ひろぼーなりに気を使い彼は部屋にひきこもり。これにはむかつきそうなもんだけど、意外にも、大分元気を取り戻したぺロとぽかぽかの陽がさしこむ部屋で過ごせば幸せでした。


  翌月曜日、ぺロは、iMacに突進する元気を取り戻す。
  彼女は、上半身を座卓に全部預けて爪先立ちで立ちます。バレエ用語でいえば、ルルベの状態。時々、ポアントになります。そして、この日、パ・ドゥ・ブレ(伝い歩き)をはじめました。

  ところで、しほが幼少の頃、「可愛い。素敵。」と憧れ続けた森下洋子さんの松山バレエ団。
  0才児からコースがあって両親と一緒にバレエに親しむんだって♪一瞬入れようかと思ったけど入会金4万5千円よ。月謝は週2回で1万2千円。いいよ。バレエなんかやらなくたって、、、。爪先立ちなんかしたって入れないわよ。ダメよ。パ・ドゥ・ブレなんかしたって入れないわよ。


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吟遊詩人  2003/12/18(Thurs)

  昨夜10時過ぎぺロが本格的に吐いた。かなりびびった。始末しながら、ともりんにメールで聞く。ともりんからのアドバイスを頭に叩き込みぺロの世話。またしても吐く。忘年会で帰りが遅いことが決定していたひろぼーにもメールで報告。


  ところで、我が家が住む地域には救急病院が腐るほどあるが、あるからといって、夜間こどもを連れていってはいけない。小児科医がいないのだ。『ブラックジャックによろしく』の世界。夜間こどもが病気になった時は、まず都が管理しているところに電話。そこで現在こどもを受け入れてくれる病院を教えてもらって、病院に電話、よければゴー、という手順をふむ。


  3回目。ともりんからのアドバイスの中で『吐き続けるなら病院』とあったので都に電話。紹介された病院にも『吐き続けるなら病院』と指示される。ひろぼーにも電話してほしいとメール。

  4回目。病院へ行く支度をはじめる。ひろぼーにもメール。ひろぼーは帰宅途中。「ぺロ用にポカリ買ってきて」。少しぺロは落ち着いた様子。ひろぼーを待ってから行くべきか迷いはじめる。そうこうする内にひろぼー帰宅。時間は12時少し前。しばらく様子をみるが落ち着いて寝ているので、自分も寝巻きに着替えて、ひろぼーには、買い忘れたポカリを買いにいってもらう。

  ひろぼーが出掛けた途端、5回目。手早く準備し、ひろぼーも呼び戻す。当然ポカリはない。

  病院についたらこどもが何人もいた。前日の赤ちゃん会のメンバーもいた。感染経路確定。受け付けしている間に6回目。「吐いてる〜〜。」と固まるひろぼー。1時間近く待つ。自販機にポカリはない。

  診察したのは1時。点滴か座薬かの選択をせまられ、座薬を選ぶ。経過をみるため更に30分。途中下痢もして医師を呼ぶ。水分をとらせ更に経過をみる。

  翌日も大切な仕事がつまっているひろぼーには、「病院まで来なくてもいい。」、病院についた後は「帰ってもいい。」と言ったが、ひろぼーはついていてくれた。
  ただね。いるからと言ってひろぼーは何もやれなかったりする。ひろぼーのやってあげたい気持ちはひしひしと伝わるけど、いちいち「オムツ出して。」「おしりふきも。」「オムツしまって。」と指示しなくてはいけない。いつもならイダイダ(笑)するが、今日だけは違った。いてくれることが心強かった。ひろぼーがいてくれるだけで、割と脳天気でいられた。

  今まで気付かなかったけど、ひろぼーってば、吟遊詩人なのね。
  ほらほら、スーファミ時代のファイナルファンタジーで『吟遊詩人』ってジョブあったでしょ。『戦う』を選択しても意味ないし、召還獣出せるわけでもないし、吟遊詩人って何もやることがなくて、でも、一発で死ぬし、あ、そうそう、『応援』ってコマンドがあったわね。で、『応援』を選択すると、扇子もってコミカルな動きで誰かの攻撃力をアップしてくれるんだよね。ね?あれ。あれがひろぼー。
  そう考えたら、ぺロが生まれてからこの方ずっとイライラしていた気持ちが少しだけなくなった。


  待ち合い室には、お母さんだけの人も何人かいた。2ケ月くらいの赤ちゃんを抱えたお母さんもいた。そのお母さんは、まばたきもせず胸に抱いた我が子の顔を見つめ微動だにしなかった。可哀想だった。どんなにか心細いだろう。
  あの赤ちゃんが早くよくなればいいなあ。もちろん、ぺロも。

  3時過ぎに帰宅。ひろぼーは明日のおにぎりなどを買いに出かける。でもポカリを忘れる。そして、出社。がんばれ。ひろぼー。
  残されたぺロとしほは、こんな次第。がんばれ。ぺロ。しほも。


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12月の赤ちゃん会  2003/12/16(Tue)

  どうも最近『夜泣き』という技まで身につけたらしいぺロ。母は当然ながら寝不足だ。助産院の赤ちゃん会に遅刻確定となったので、少し迷うが、助産師の院長先生に会いたい一心で出かける。

  相変わらず助産院の赤ちゃん会のメンバーは神々しい母性に満ちていて、相変わらず母性に乏しいしほは身の置きどころに困る。

  いつもはご機嫌なのに珍しくぐずり続ける赤ちゃんがいた。なだめ続ける先輩ママに思いきって細々とした悩みを打ち明ける。

  ぺロが、『寝ない』、『金切り声を出す』、『信じられない回数おっぱいが必要』、『夜まで寝なくなってきた』、『離乳食をかむことをしない』、『すぐ泣く』、『いきなり泣く』などなど悩みはつきないが、『寝ない』、『すぐ泣く』、『いきなり泣く』の三点。
  わたしが寝ると一緒に寝ることも告げると、「思いきって一緒にお昼寝する時間をつくっちゃうといいよ。わたしもよく一緒に寝てたもん。」「寝ると家事ができなくなるけど?」「いいよ〜。汚れてても大丈夫だよ〜。」。
  ほんの少し気が楽になる。

  一番会いたかった院長先生は不在だった。


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おばば  2003/12/15(Mon)

  この週末、しほは、またしても風邪をひいた。ひろぼーはかなり頑張ってくれたが、授乳以外にも離乳食の準備やらなんやらあってそうそう寝てもいられなかった。

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  ところで、ひろぼーとしほぼーの間で『おばば』と呼ばれているばーちゃんがいる。本名は知らない。知る必要もない。

  おばばは厳しい人である。
  おぼばを見かけるようになってから、はや10数年経過したが、おばばがシニカルに笑う姿ならともかく、快活に無邪気に笑う姿など想像できない。というかしたくもない。眼鏡の奥の瞳は、マンガのように『キラリ』とよく光っている。『ギラリ』でもいいだろう。

  おばばの趣味の一つは、『ギラり』マンウオッチング。
  往来する人びとをギラリとチェックしている姿を毎日見かける。しかも饅頭をたべながらである。もちろんギラリの対象は往来する人びとだけではない。自分の雇用人にもギラリ。客にもギラリ。商品にもギラリ。

  おばばの店の店員はよく変わる。
  客の前でも雇用人をギラギラ厳しくしつけるからである。客のわたしは「ああ、またきつい言い方、またきつい雰囲気だなぁ。」と店員に同情しつつも、一方おばばの言うことに「うんうん。」と頷いている。

  おばばの店は本屋である。
  規模は、町の本屋より大きくチェーン店よりは小さい。しかし、個人が経営するには大層立派な本屋である。おばばは色んなものに目を通しているので、書評にのっているような本なら当然、はたまた「ドラえもん」から哲学、法律、ペット、ガーデニングまで、打てば響くように答えてくれる。
わたしは、おばばの雇用人には決してなりたくないが、こういうプロ意識が大好きだ!

  おばばは本屋を愛している。
  数年前、おばばは息子たちに任せて引退しようと試みた。多分おばばの独断だ。しかしながら、まだまだ現役バリバリのおばばは、口と一緒に手と身体も動いてしまい、おばばギラリの元での修行に息子たちはついていけず、あえなく引退は撤回された。その際、マンガ部門だけは息子の管轄になった。
  しかし、悲しいかな、寄る年波には勝てず、少し枯れたおばばは2年程前から会長職(しほ視点)についた。おばば会長は、レジの横に座り、レジを打つ手を見、客を見、客の買う本を見、ま、要するにいろんなものを見ながら、毎日、お茶やお菓子を楽しんでいる。


  今日、そんなおばばの店に行った。ぺロをスリングに入れて行った。育児雑誌を買った。

  レジにはいつも通りおばばがいた。わたしもいつも通りおばばを眺めた。そして驚愕のあまり固まった。

  だって、あのおばばが!!

  ぺロに対して!!

  笑っているのだ!!!

  しかも満面の笑顔で!!

  我が目を信じられずもう一度確認。

  間違いなく笑っている!!

  邪気のない顔で!!!

  しかも台詞つきで!!

  「見えてましゅか〜?」

  見えているよ、、、おばば。
  なんでか分からないが超忙しいわたしが時間をけずって、これほどまでの長文を久しぶりの更新にあてるほど驚いた事実だけ分かって欲しい。


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